2019年スイス山旅③ ムルテルからポントレジーナ

スイス山旅②に続き、9月20日の山旅を報告します。  報告:K子

スールレーユ峠から歩く道

9月20日 
今日はハイキング最終日。
膝が心配なのに、標高差約1000mの下り基調のハイキングコースを選んでしまった。
サンモリッツ周辺では人気の高い、とても良いコースだった。

ポントレジーナの宿の前のバス停から終点のスールレーユという村まで行き、そこから前日行ったコルヴァッチ展望台行きのロープウェイに乗り、中間駅の「ムルテル」で下車。
ここから歩き始めます。

青矢印が出発地ムルテル 黄色矢印が分岐点で赤矢印方面に下る
ムルテルからまずはスールレ―ユ峠を目指します
峠への登り途中で後を振り返る 
それにしても天気がよく、爽やかで気持ちいい~
サンモリッツあたりの気候をシャンパン気候と言うらしい
とにかく爽やか シャンパンという例えがぴったり!
スールレーユ峠に着くと、まずこの景色が飛び込んでくる
本でみて、この風景を楽しみにしていたが
池が小さくて、「えっ、これ?!」と思った
期待が大きいと少し裏切られた気持ちになったりする
でもこの峠からとても素晴らしい縦走路が続いていた
峠の山小屋 ここでゆっくりする人も多いとのこと  

本当に気持ちがよい 
縦走路は下っていきます

この縦走路は分岐点となるアルプ・オタにて、
上の写真で、右側奥の山の近くにあるコアーズ小屋まで往復するか、私のようにロゼック谷へ下っていく2通りの歩き方があります。本当は小屋まで行きたかったのですが、今回はあきらめました。

分岐から谷へと下っていく

下っていくにつれ
氷河が融けている様子を目の当たりにする
温暖化がこんなに進んでいるのかと心配になる
黄色矢印が到着地ポントレジーナ 遠い~
谷まで下ってきました 氷河を振り返って
陽ざしが気持ちよい  なんともしあわせ♡
ロゼックホテルからの風景
少し穂高と梓川の風景に似てる
ポントレジーナまで2時間歩くか馬車に乗るか迷ったが
どこで乗るかわからず、歩いて帰りました 疲れた~ 

今日の感想ですが、何よりも印象に残ったのは氷河の融け具合がすさまじいことです。
温暖化でこのままだと氷河は完全に融けてしまうと思います。
自分のできる小さなことでいいから、環境を守る行動を取らないと、自然が崩壊するという危機感を覚えました。

サンモリッツ周辺のハイキングはさほど期待していなかったのですが、シャンパン気候のなか、とても気持ちよく歩けて、大変気に入りました。
結局、スイスで訪れる場所はどこでも気に入ってしまうようだ!
スイスは本当にオススメ。できたら来年もまた行きたいなあ~。


以降は余談
ポントレジーナの宿「ホテルロザッチ」について
基本4つ星の少しリッチなホテル。私が予約したのは増設した本館の3つ星部屋でしたが、それでも通常は高いです。ただ、たまたまかなり安く予約できる日があって、夕朝食付きをお得価格で予約した!
スイスのホテルの夕食は本当においしくて、毎日とても楽しみにしていたが、私は、4つ星ホテルであることを忘れ、ホテルのレストランで食事するような服を全く持って行かなかった。ほぼ登山の服装で食事をすることになり、 日本人はマナーを知らないと思われていただろうな~と少し反省。まあ、とてもゴージャスな人もいましたが、私みたいな服装の人もいたのは救いでした。
なお、このホテルもお部屋をグレードアップしてくれて、一人でジャクジー付きツインルームを利用させてもらいました。広すぎてかえって不便と思うくらいで・・・
従業員の人も本当に親切で4泊もすると別れるのが寂しいくらいでした。

ポントレジーナという小さな村とロザッチホテルはとても素敵なところでした。
お部屋とお料理の写真掲載させていただきます!!

お部屋
ホテルのレストラン
サラダ、オードブルはビュッフェ
これでほぼお腹いっぱいになる
メインは毎日変わり、
しかも肉、魚、ベジタリアンから選べます
味が繊細で本当においしい
デザートも毎日変わります
甘すぎずおいしくて・・

山に関係ない報告で誰かに怒られてしまいますね、すみません。
2019年のスイス山旅報告を終わります。

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