●山行・山域 奥武蔵七駅トレイル(西武秩父線:高麗~芦ヶ久保)
主な山頂 (日和田山~スカリ山~越上山~関八州見晴台~丸山等) ピーク数=9 峠数=8
●チーム奥武蔵メンバー 4名
リーダー 奥武蔵の帝王:中川 サブリーダー 大原 タイムキーパー 野田 報道 山岸
●アクセス 日和田山無料駐車場 4:50集合
●タイム 05:00 日和田山無料駐車場出発 05:30 日和田山山頂 ~ 高指山山頂付近
06:10 物見山山頂 ~北向地蔵 06:55 スカリ山山頂
08:25 越上山山頂~~諏訪神社~顔振峠~傘杉峠~花立松ノ峠
10:15 関八州見晴台~飯盛峠 11:15 飯盛山 11:30 ブナ峠 11:55 ツツジ山~刈場坂峠~大野峠
13:45 丸山山頂 15:15 西武芦ヶ久保駅 15:48 芦ヶ久保駅→高麗駅
行動時間 560分(9時間20分)うち休憩 120分 (2時間)
実質歩行距離 諸説あるが、32.3kmと見た
●報道記録 山岸ひろこ
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更にエスカレートしてきた、奥武蔵修行第三弾
第一弾の記録はコチラ→http://oac.main.jp/wp/2014/01/%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e5%a5%a5%e6%ad%a6%e8%94%b5%e3%80%8c%e5%90%8d%e9%83%b7%e5%91%a8%e5%9b%9e%e3%80%8d%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9/
とうとう、その日がやってきた・・・・
サザエさんブルーにも似た気持ちが 前日の昼下がりに芽生える。
天気予報では、明日は5月なのに28℃。 その中を標高の低い山を30㎞も歩くと言うのだ。
リーダーに「明日、ホントに実行するのか?」確認の電話をかけたかった。
何度もそう思うが、一撃されるに違いない。
一滴の酒も飲まず、枕をぬらし神様に祈り 夜の10時に就寝する。ZZZZ・・・
山行当日、「アサー!!」(このギャグわかるかなー)
高麗のコンビニで落ち合ったリーダーは二日酔いだった。
昨夜はの30kmの意気込み激しく、自宅で飲みすぎたとの話。
遠足前の子供の如く、楽しみにしていたんだろう。 私は、ネガティブな考えを反省した。
気温20℃ うす曇が有難い。予定通り
05:00 日和田山無料駐車場を出発
いつもの金刀毘羅神社からの展望を楽しみ 30分で日和田山頂 余裕すらある。↓
高指山頂は鉄塔でつまらないのでスルー。
足取りは軽い。お喋りに花が咲く。
たまに吹くそよ風を有難く思う。
思ったより快適な気候だ。
「天候に恵まれた」とリーダーは語る。
天候不良の3月から延期になっていた計画だったので 四人に神様は味方してくれた。
北向地蔵では、シャガの花が咲き始めた。
これは昨年のエゴノキの写真 →
北向地蔵から顔振峠までの道は、 毎年エゴノ木が素晴らしいスポットなのだ。
去年の顔振峠の立派なエゴノ木
6:12 物見山
06:55リーダーの好きなスカリ山 山頂からの風景。武甲山が小さく遠くに見える。
木の根がむき出しの山道を歩く
越上山頂は、一般的には通過する人が多いとの話。
サブリーダー大原 「おれ、タバコ吸ってますから、三人で越上山行ってください。」
三人 「タバコ待ってるから、せっかくだから行こう」 「山頂まで5分位じゃない?」 「荷物デポしよう」
などど説得して全員で山頂を目指す。 結構登り甲斐があり、5分では到達できなかった。
08:25 越上山頂 リーダー以外はもう二度と登らないと思われる。
10:15 関八州見晴らし台 今回の目玉のひとつ。 名の如し、眺望が素晴らしい。山座同定する二人
← 武甲が大分近くなるる。
山頂にいたカメラマンに記念撮影をお願いした。 「写るんです、ハイ」(わかんないだろーなー)
関八州を過ぎた頃から道のりもきつくなる。 暑さで、給水タイムもしばしば。
今回の山行は、終わりが近づくにつれ 高さも登りも増してくるパターン。
刈場坂峠より丸山までは、トレラン大会に遭遇した。 うちの会の横田さんをも参加のはず。
横田さんを探すが結局会えなかった・・・・ 増える続けるトレランの人々に道を譲る。
トレランの人は、音も無く忍び寄るので危ない! 登山者を見たら「音を出すか、叫んで」ください。
何度も何度も、舗装車道を横切る。 登山道の入口は普段は10分以内に道の脇にある。
ちょっとわかりにくいと思う。
車道に沿った登山口は必ず、数分歩くと見つかる。
この歩きを何度繰り返したことか・・・
気づいたら、刈場坂峠からは舗装車道と平行している。
山道は舗装車道で分断され、舗装車道からピークを登り、山頂。 下っては、また舗装車道出て歩く。
もしかしたら、車道を歩いたほうが楽? とリーダーに聞くと、
にっこり 「気づいた?」と言われ・・・脱力↓ でも、クルマの通る道は歩きたくないヤイ!
11:14 飯盛山
登っては下り。ゆるゆるの山頂は、 ピークらしくないピークばかり。
←下から読んだら「バカ岳」と。
このポーズは 奥武蔵に君臨する「バカの帝王??」(大拍手!!)
・・・・リーダー、失礼しました・・・・
親愛なる奥武蔵の帝王でございます。(拝)
写真では、比較対象がわかりにくいため、
「ツツジ山」 シーズンなのでツツジを期待したが、ツツジは数株しか確認できず
大野峠。ここで最後の登り。
直登の丸太階段ではないか・・・トホホ
皆、疲れてジグザグに登っていく。→
13:40 山頂着いたと思ったら、ニセピーク ニセピークはパラグライダーの飛行場だった。
13:45 丸山山頂
この人工物の展望台は、宝くじ協賛の建物
ガッカリした。 延々と歩いてきたのだが、素朴な山頂を期待していただけに残念××× しかし、丸山は奥武蔵では人気の山だそうだ。
一応、展望台には、登る。 巨大な武甲山がそびえていた。 思えば遠くへきたものだ・・・
ご褒美の大休憩 約30分
「あとは下るだけだ」と言うリーダー。
しかし、そこから、登りは2回もあった。
皆で恨みがましく反論したら
「いい時もあれば辛いときもある。人生みたいでしょう?」と哲学された。 ・・・ぎゃふん
下りはバンビ野田が駆け下りる。「はやツ!」 バンビ野田、登りも下りも余裕が見られた。
タイムキーパーとしても、君臨!小さなメモは手の中に馴染んでいる
リーダー=奥武蔵の帝王は、来年度の奥武蔵隊長に抜擢したそうだ。
名付けて「奥武蔵スパイラル」
芦ヶ久保の果樹園に下山。 目前に芦ヶ久保駅が見えるが!
車道はむなしくも ロング・アンド・ワインディングロード。
早く、駅に着きたいが U字ヘアピンが、幾度も続く。
大原、耐え切れず斜面をショートカットする
暑い・・・アスファルトの照り返しがキツイ 気温28度。アゴの下から日焼けする。
15:20 ようやく道の駅芦ヶ久保に到着
冷えた炭酸飲料で乾杯 「お疲れさま~」一気飲みしたコーラが美味だった。
1日を振り返ると、夢のようだった。 どの位歩いたかと思い出せないくらいだ。
長かったのか、短かったのか・・・・・・・・
これだけ歩けば、災害時に帰宅難民になっても怖くない!
よき避難訓練にもなり 脚に自信がついた充実した1日となった。
この報道の読者の皆さんには ぜひ、お勧めしたい。
そして、奥武蔵修行第四弾が来年待っている。 心して臨みたい。
このドキュメンタリーはいつまで続くのだろう。
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OAC報道班の山岸がお送りしました。
●奥武蔵七駅トレイル基本情報
交通 クルマと電車利用
駐車場 日和田山登山口(無料3台くらい・有料1日300円)
最寄:高麗駅 帰路は芦ヶ久保駅から高麗駅まで電車利用
高麗駅より日和田山登山口駐車場へ戻る。
芦ヶ久保駅上り電車時刻 15:17・48、16:02・40、17:02・19・43、18:09・44
乗車時間 31~38分、料金 300円
トイレ 諏訪神社 刈場坂峠 丸山を降りたところ(ペーパー有)
給水 顔振峠の売店のみ 今回メンバーは平均2L~2.5Lの水を飲用