スイス山旅①に続き、9月17日~9月19日の山旅を報告します。報告:K子
9月17日
ルガーノからイタリアのティラーノまで ベルニナ急行のバス版である 「ベルニナバス」に乗り、ティラーノからは旅の目的の一つ「ベルニナ急行」に乗りました。
宿はサンモリッツ近郊の「ポントレジーナ(Pontresina)」という町に4泊。
鉄道に乗るついでに歩くか!ぐらいの気持ちでしたが、サンモリッツ周辺の山歩きとても気に入りました。
9月18日
今日はムオタス・ムライユ(ケーブルカー利用で標高2445m)から、アルプ・ラングアルトという所までほぼ平らな道を歩くお気楽2時間コースを計画していた。でも、出発地点でドイツ人の老夫婦に「トラバース道を歩くより 1時間余計にかかるが、セガンティーニ小屋へ登るほうが断然よいよ!」と言われ、行ってみることにする。
3時間ほどの行程のはずがゆっくりし過ぎて、ポントレジーナに着いたのは16時になってしまった。すごい山を登ったわけではないが、満足度が高かった。老夫婦に感謝!
スイスの山を登っている人って、皆、がつがつしてなくて、マイペースに山を楽しんでいる。スイスでは、空気や光だけでなく、出会う人にも心地良さを感じる。
スイスマジックですかね!!!
山行報告は終わりです。
以降は余談①
9月19日の行程
今日は少し、膝に違和感があるので、ハイキングはやめて、ホテルでもらった交通機関無料パスを使って、3つの展望台を巡ることにした。
各所、すごい場所ですが何となく物足りない。やはり歩くほうが楽しいみたいです。
まずは、ベルニナ鉄道に乗って、デイアヴォレッツァ駅⇒ロープウェイで デイアヴォレッツァ 展望台(標高2973m)へ。
続いて、ポントレジーナに戻り、バスとロープウェイ2つ乗って、コルヴァッチ展望台(標高3303m)へ
最後にバスでサンモリッツの町に戻り、ケーブルカー2つ乗り継いでコルヴィリア(標高2486m)まで。冬は全山スキー場となるようです。スキーしたい。冬にスイスに来たい気持ちが芽生えだす。
1日に3つの展望台を巡れたのも無料パスのおかげです。サンモリッツ周辺のベストシーズンはスキーの出来る冬。夏に観光客を呼び込もうとホテルに泊まった人は交通無料パスがもらえるようです(すべてのホテルではないらしい)。
余談②
ベルニナ急行
スイスのサンモリッツとイタリアのティラーノを結ぶ世界遺産に登録された路線です。
素晴らしかった~。でも私の写真ではその良さが全く、全く伝わらない(泣)。
有名な 「オープンループ橋」は 世界でここしか見れないのに、あっという間に通過。
360度回転している列車の様子を写真に撮れず・・ 乗っていると難しい・・
この鉄道のすごいところは1800mという標高差をラック式でなく上っていくこと。そして「世界の車窓から」の優雅な旅を想像していましたが、 車窓の景色が目まぐるしく変わって楽しくて、写真を撮ろうと右に左に、席の移動に大忙しでした。
乗るならこの鉄道は、各駅停車の普通列車、そして窓の開く2等席がオススメです!
あ~また乗りたい。
以上 スイス山旅②おわり