2013/08/04 一ノ瀬川 竜喰谷

【報告者 O田】 メンバー:S田(CL)、O田、N田、issey、M野、K美

前回は雨で増水の為、転進となってしまったが今回は曇りではあるが雨は大丈夫そうだが、気温は思ったほど上がらないので濡れると寒さが心配だ。 駐車場に到着して準備を整えたら早速入渓!渡渉が大変と聞いていたが水量は少な目なので苦労せず、竜喰谷へは出合いの一ノ瀬左岸を高巻き気味に上がりパスしてから入る。F1は濡れずに右手を登る、CS4m記憶無し続く製錬場の滝は右手側からシャワーで登る。最初だし登ってから念の為ザイルを出すが後続は殆どザイルは使わず登って来た。最終の人だけ確保。日も当たらないので濡れるとやはり寒い((( ;゚Д゚))) へつりは誰も落ちずに通過、うーんドボンが無いとイマイチ盛り上がりに欠けますなぁ

今回、沢登りが初めてのM野君がいるが既にフリーで11も登っている事だしマルチに南稜等も行っているので登る事自体には不安はないので特別注意は払わなかった。盛り上がらないと思い途中で釜へのダイブをM野君に催促したら喜んでやってくれたので、この先が楽しみだ(笑)そうこうしているうちに下駄小屋の滝到着、ザイルを出してS田さんリードで取り付くが、すぐに後続Pが来てしまい渋滞の為フリーで登れる人は登ってしまい滝上部で一本取り後続Pに抜いてもらい、各自水分食糧補給と一服 その後のナメ滝は各自適当にルートを取りフリーで抜ける。少し歩くと曲がり滝が見えてくる!下駄小屋よりこちらの方が迫力があるせいか大きく感じる。水量は少なそうで何時もは水流の中と言われるガバが見える、こいつはチャンス!登れるかと思うが、先程のパーティーが取り付き始めた。トップは何故かフリーで登っている!?他は巻くのかと思ったが二人が滝下で待ち、もう二人は右手の脆いルンゼ状の所を巻こうとしているようだ。トップがフリーで登り切り残された後続はどうするのかと?思っていたら、上からザイルを垂らし出したので、こりゃ時間がかかるなとなり私達は右岸から巻く事にする。巻きも若干シビアで念の為ザイルを出して、S田さんトップで登りフィックス後続はビナをかけて登り、最後自分は確保してもらうが声が届かないようでザイル緩みっ放し(^^;)半マストの確保は難しそうだ。もう1Pザイルだして高巻くと終了。結構上がってました。慎重に沢に降り立ち再び遡行開始。ここで何故かI君が元気無い事に気が付く、寒いのかな?水嫌いだと言ってたし大丈夫かなと気にするが、この時点では、まさかそんな事を考えていたとは思わなかった・・・

しばらく行って4mほどの小滝途中でフリーで登った自分が左足を滑らせ落下(汗)水流の中の外傾スタンスだったが、いけると思ったのにダメだった。少しショック・・・ 4mから8m程度の滝がたくさん出てくる、倒木をつたって登る者が出たり、ボルダリング感覚で皆フリーでドンドン登って行く、途中左に倒木が掛かる滝でS田さんがフリーで取り付いたが若干シビアそうに見えたので先回りで左岸を巻き安全の為上からザイルを垂らすがノーテンでクリア続くM野君もノーテンでクリア。終盤に近くなるとゴルジュやCSが多くなり幅も狭くなってくる。本日初めての沢登りのM野君だが果敢にゴルジュに入り滝を突破している。若いって素晴らしい(^ω^)その後にチムニー状のツルッとした感じの滝が現れる釜は深いようで、前回来たS田さん達はチャレンジしたが上部で落ちてしまったとの事、先程の落下もあるし弱気になっていたが落ちても大丈夫との声を聞き懲りずにチャレンジ!結果抜けれました!!続くM野君も突破!!少し気分も良くなった。

分岐も迷わず細くなった沢を辿ると橋がかかっているので、そこで遡行終了!林道へあがり装備と靴を履き替え下山。遡行途中では魚影が結構見られ、抜きつ抜けれつしたパーティーは魚を捕り日帰りではあるが焚き火をして昼飯で焼くと言っていました。のんびりペースで泊まりも良いかなと話しながら下山。2時間ほどで駐車場へと着く。

国産鰻

 

例会での募集ではやりませんと言った。お約束の夕飯をどうするか?なのだがM野君にはこれから厳しい沢登りの現実を知って貰う為にも鰻で男気あみだくじに参加してもらう事になり、途中の道の駅たばやまでお風呂に入ってから青梅の寿々喜屋さんへGO!勢いで鰻だけでなく刺身・天婦羅盛り合わせに塩辛、たこに川海老の唐揚げ肝焼き等を注文!するとI君の目が輝いている!!沢の中での死んだ目とは全然違う(笑)よくよく聞けば夜の為に食事を制限していて腹減ってしょうがなかったとの事!気合が違うなと感心したのだが、アレっ?!今日は沢登りに来たんだろ?と突っ込みたくなった所で運命のあみだくじ!若い二人に世間は甘くない事を教えてあげようと思ったのに、あみだくじはO田、N田に厳しかったようです。軽くなった財布をポケットにしまい帰路に着いたのでしたが、途中で2人降ろし何時もの4人になったところでデザートタイム男気じゃんけん!

財布は空!負ける気はしない!!よしっ

そう言えば今回のじゃんけんは勝った奴のおごりだったんだ・・・ うんっ、まぁ勝ったから良いやと三芳PAのATMから、お金を引き出しタピオカドリンク4個分を支払う、財布軽くなったけど体重増えたなと思うと夜空が涙で滲んだのであった

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