参加者:M崎、O田、F森、U海、O原、M野
6月8日(土)
大宮駅21:00発 - 川越IC - 22:00寄居PA(仮眠)22:40 - 水上IC - コンビニ - 土合駅23:50着 25:30就寝
大宮駅発で一度事故により高速が通行止めの為、寄居PAにて足止めをされるが小一時間で解除され土合駅に到着。
ささやかな晩酌。自分は南稜に備えて月曜日の健康診断に備えてお茶で乾杯です。
初めての土合駅なのでホームまで下りてきました~
ヘッデン付けて無事帰還と待合所に帰ると皆さんすでに寝静まっていた。
すぅーすっーとエアマット膨らますのが気まずい。
寝袋に包まり就寝
寝れねぇ・・・
6月9(日)
3:00起床 土合駅3:30出発 - 登山指導センター3:55 - 一ノ倉沢出合4:40 -テールリッジ5:05 - 南稜テラス5:55 - 登攀開始7:25 - 南稜終了点10:05 - 片付け終了点上部10:40 - 5ルンゼの頭11:10 - 12:20一ノ倉岳12:35 - トマの耳13:20 - オキの耳13:35 - 13:40肩の小屋13:50 - 14:50天神平スキー場15:20 - ベースプラザ15:45 - 温泉 - 大宮駅20:00
何となく時間がスキップした程度の睡眠をとり起床する。朝食をとり出発。
ベースプラザからうっすら空がしらけだし、一ノ倉沢出合に到着するころには明るくなっていた。
5月に来た時は出合のトイレが使用できなかったが、この日は既に開いており水洗トイレペーパー付が使用可能でした。
雪渓上から一部高巻きし雪渓上に降りたところで軽アイゼンを装着しテールリッジを目指す。
踏み抜けば終わりだと思うと雪渓上も緊張感がありました。
(この時はまだ雪渓の量は有りましたが今年は少なめとのことですのでこれからの時期充分注意したいです。)
テールリッジ下部に到着。
軽アイゼンを外したり登りはじめで少しもたつく。
テールリッジ上はサクっと登る。
いや日が差し首筋が焼けかなり熱かったか?
烏帽子スラブのトラバースは落石が多いためお喋り禁止の上方注意でさっさと移動です。
途中凹角取り付きで知り合いに会い、4~5パーティー先にいるような話を聞く。
南稜テラス4~3パーティー待ちです。
OACのオーダーは
1. O田、O原
2. F森、U海
3. M崎、M野
です。
ここにきて初めて重要な問題に気づく。そうですイニシャルで書きにくいのです。
さて南稜といったら1と6Pが登りたいと思っていましたので1.4.6Pを戴きました。
オールリードしたいと言ったら遅くなるので却下されました、アハハ・・・
待ち時間、天気も良く景色を見たり、他のルート教えていただいたりで1時間半の待ち時間もあっという間でした。
登攀スタート時には後に10人以上いましたので早く来てよかったです。
1P:核心は凹角のあたり「右側をフェースとしても登れる」と事前にM崎さんよりアドバイス。
「では、行ってきます!」と10メートル行ったところでカナビナを落すミス。
すみませんとしか言いよう無いです。
古めのハーケンでランナー取ろうと思ってビナ出したらチョット上に綺麗なハーケン見つけたのでラックに返したつもりが・・・です。注意不足要反省です。
さて核心部、とりあえず凹角とフェース出だし両方触ってみます。
んー自分は凹角が好き、リーチの違いかと思います。
2P:フェースM崎さん盤石のリード
どこでも登れそうなフェースなのでハーケンが見つけづらそう。
3P:ロープをたたみ草付歩き
4P:カンテを超えフェース、声の通りが悪かった。下りのすれ違いもあり登った先では渋滞でしばらく待たされる。
後より来たパーティーの支点構築を見学。ハンマでハーケンと岩の確認をしてカムを足す。
鮮やかとしか言いようがなかった。
5P:馬の背右側から登り始め後はリッジを直上。渋滞の様で少し前で切る。またしばし前のくみを見学。
6P:後半の壁立ってはいますが、手も足も良いので快適なフェース。途中大きな浮石あり。
写真の他、行動食や水などビレイ中に済ませられるため折り返しと組み合わせて時短の可能性が見えた。
皆で集合しロープを片付け軽食して、国境尾根へ。
途中5ルンゼの頭でロープ出す、出さないで見解が割れましたが、岩が乾いていれば不要です。
小石ヒットさせていまいO田さんすいませんでした。
あとはM崎さんの言っていた通りサクッと尾根に抜け一ノ倉岳を踏んで
ビックエイド(ロープウェイ)で下山しかし熱かった~。
◎今回の山行で改めて落石の危険性を再認識させられた。
南稜テラスや4P目の待ち時間に落石を目撃したがどちらも自分たちが通ったルート上に落ちた。注意していた烏帽子とスラブともたついていたテールリッジ下部。
烏帽子スラブは注意していたものの実際の落石を見るとバウンドで散弾していた。おそらく壁際に張り付くで精いっぱいだと思われる。
テールリッジ下部では注意をはらっていなかった。M崎さんからあとから聞くと雪渓が残っていればあそこに落石が行くのは当然ですよ。と言われ勉強になりました。
タイミングが合ってしまえば避けることもできない可能性が高い。
対処として遭遇の可能性を下げることしかできないと思う。
・登攀中、アプローチ中は常に注意を払い周りの地形から危険部位の推測をして通過するときは素早く移動する。
・登攀時は人為的落石を起こさない。
最後に半年以上にわたり岩登り教室の主宰をして頂いたM崎さん、またサポートして頂いた諸先輩方ありがとうございました。
まだまだ未熟ではありますが、教えて頂いた基本を忘れず山行に励みたいと思います。
山行でご一緒の際は引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。
なんかさぶいぼが出た。。。