K子の2016年に登る山リスト4つ目に掲げたのは、槍ヶ岳の映る天狗池を見に行くことだった。このレポート、時期外れで、しかもただの日記のような内容でごめんなさい(いつもか!)。
2016/9/8猿倉駐車場泊。9、10日槍沢ババ平テン場泊。
10日テン場→天狗池→天狗原→中岳→大喰岳→槍ヶ岳→東鎌尾根ヒュッテ大槍→テン場
リーダー&レポート:K子 食事担当:Y朗
9月9日(金)
今年、上高地来たのはK子3回、Y朗にいたっては4回目、もう長野に住みたいわ!
7時上高地から横尾を経て、槍沢のテン場へ向かう。横尾からすれ違う人はほぼいない。
12時テン場着。
トイレ・水場近くにテントを張ってもよかったが、Y朗が川原のほうが落ち着けると言うので、ちょっと離れたところに張る。
テン場は2日間とも空いていた。
初めて来ましたが景色よいですね。
K子はこういう楽ちんな行程で、Y朗が作る我が家ブームのマッサマンカレーを食べれるテン泊が大好きだ。
ゆっくり昼食をとり、14時。
Y朗は裏山のバリエーションルートを見に行った。
K子は岩場には行きたくないから、槍沢を行けるとこまで行ってくることにして、16時に戻ろうと別行動をとった。
槍沢の道は、楽ちんでK子は今日のうちにも天狗池まで行けそうだったが、せっかくだからY朗といっしょに見ようと、天狗原分岐を曲がり、槍の穂先が見えるあたりで引き返す。
既に集合時間の16時近くなっていた。
K子はY朗が心配しているかもと急いで帰ってきたが、Y朗は心配することなく、K子が槍沢ヒュッテまでビールを買いに行ってると思ったらしい。
K子は往復1時間かけて小屋まで買いに行かないよ~、そんな酒好きでないよ~と言ったが、そう言われれると、ビールが飲みたくなった・・。
9月10日(土)4時半出発。
槍沢を進むと、朝日が山を照らし、どんどん明るくなる。
進むにつれ穂先が出てきて楽しい!
この日の登山は飽きるほどに、でも実際には飽きないのだが、これでもか!というほど槍を拝むことになる。
6時半、池が現れた。ちんけな池だなと思ったら、これがどうやら天狗池らしい。
天狗池は神保町にある「さかいやスポーツ」でもらった山の写真付きカレンダーでその存在を知って、いつか行こうと思っていた。
そして、このたび2016年K子の今年登る山リストに加えた!
ちょっと写真を逆さにしてみました。
←こっちが、正しい向きです。前の写真は上側が池に映った槍ヶ岳。天狗池は鏡のように槍を映していました。
きれいで、のんびりしてしまった。
7時15分天狗池をあとにし天狗原を進みます。
ナナカマドの実も赤く色づいています。
横尾尾根分岐を経て、稜線を目指します。
前穂、北穂もかっこいいです。
8時45分 天狗原分岐まで上がってきました。ここから中岳、大喰岳を経て槍まで縦走します。前方には槍が、後方には穂高が!
この縦走路を通るのは3回目ですが初めて晴れました。前2回はガスの中。
晴れるとこんなにきれいなんだね~と言い合い、槍がどんどん近づいてくるのにワクワクしました。
10時半、大喰岳からの槍。
槍の写真ちょっとしつこいですかね・・。
11時20分、槍ヶ岳山荘までやってきました。
今回の目的は天狗池だったので槍の穂先は登らなくてもいいかと思いましたが、空いてるので行ってみることにしました。
穂先に登るのは十数年ぶりかな。
余談ですが、私達夫婦は山の結婚式を槍の穂先でしました!
結婚式と言っても、ただ結婚したことを頂上の社に報告しただけですが・・・。
12時半、東鎌尾根から下山を開始します。
下山しながらも槍がカッコよくて、何度も振り返って槍の写真をとり、なかなか先に進みませんでした。
本当に槍の写真をしつこいですね、すみません。
でも、あらためてその存在感に感心しました。どこから見てもかっこいい!!
最後に、ご褒美!
槍ヶ岳山荘の自販機に私の大好きなアサヒの黒のドライビールが売ってるではないですか!!つい買ってしまい、隠し持って帰りました。テン場近くの湧水で冷やして、夕飯にぐぐっと飲み干しました。やっぱり山には酒かもね!天狗池と槍を満喫したとっても楽しい山行でした。
終わり