2014/4/26-27 巻機山 山スキー

メンバー:Y田・W辺(レポート)

晴れ予報の2連休。どうしても山の中で一泊がしたかった。しかも、ガシガシ登りクタクタになる山行ではなく、まったりと夕・夜・朝の景色を楽しむことを目的に。

いくらか土地勘のある巻機山に向かうことにする。2連休がまだ空いているというY田さんを道連れに。

泊りであるのと、清水集落から桜坂までの除雪はすでに済んでいるとの情報を得ていたため、行動開始はゆっくり。桜坂駐車場を9時半頃に出発する。

ツボ足のトレースに導かれ、あろうことか井戸尾根への取り付きをやや米子沢方向へとずれてしまう。じきに雪は途切れ、スキーを担いでトラバース気味に藪を漕いでルート修正。

すでに下山してくる登山者、山スキーヤーともすれ違いながら高度を上げる。井戸の壁より上からはシール登高可能で、快晴の空のもと快適に進む。

何故かザックの重さも苦にならず、楽しくて仕方がない。

米子沢の大滝はどうどうと落ちており、季節の進みを実感する。ニセ巻まではスキーを再度担いで直登するが、一部雪の解けた夏道を歩く。足元を見て、「兼用靴」なんだなあ、これ。と改めて感心する。

ニセ巻まで来ると、「あとはテントを張るだけだから、ここでもう一度休もう。」というY田さん。背の低いシャクナゲのベッドに横たわり、夕方に近い日の光を堪能する。

避難小屋には3張りのテント。少し離れた樹林際に今夜の宿をこしらえる。

今にも落ちそうな雪を辛うじてとらえている牛ケ岳。

27日の月の出時刻と、月齢は予めチェック済み。午前3時過ぎまでは月はなく、また、もうじき新月という細い細い針のような月。ということで、夜は満天の星を眺め、学校の先生に星座を教えてもらうという贅沢を。                                                夜は、思いのほか冷え、夜中にコーヒーを淹れて温まりもう一度シュラフに包まる。

と、すぐに4時の目覚まし。テントから顔を出すと、繊細な月と、夜と朝の交替の空がそこにある。急いで支度をして、巻機山山頂に向かう。

国境稜線に出たところで「今ちょうど出たよ!」というY田さんの声。その朝日を見つめるY田さん。絵になりますね(^-^)

「これが見たくて泊りで来た」という景色をいくつもいくつも見る。

こんな・・・

こーんな、まったり山行。

いつものブナ林は、いつものように端正な立ち姿でそこにある。

最後の井戸の壁下降もまた、藪との戦いでアザと擦り傷だらけに(^^;)

貸切状態の六日町温泉に入り、W辺おすすめの中華料理屋さんで腹を満たして帰路に着いた。

 

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2014/3/29 凍った尾瀬沼を渡って燧ケ岳

凍った尾瀬沼を渡って燧ケ岳

Posted on 2014/4/28 by F沢

メンバー:2名   S下(リーダー)・F沢(レポ)

日程:平成26年3月29日(土)-31日(月) (28日(金)戸倉駐車場前泊)

前日の23時に出発し、25時半頃戸倉駐車場着。テントを張って就寝。(駐車場無料)

いいお天気。朝ごはんを食べて楽しみと緊張半々の気分でいざ出発!(6:00発)
大清水まで8㎞の林道歩き(8:05着)。綺麗に除雪されていてびっくり。

大清水から一之瀬休憩所までは3.5㎞。ここも綺麗に除雪されていました。
一之瀬休憩所は雪の下でした。(9:25着)

ここからは本格的な山道。最初は夏道を歩き始めましたが、
沢に近くて危険なため、高巻きしてコースをとり、
急登の冬路沢をラッセルしながら進みます。
一之瀬休憩所を出発してから約7時間・・・三平峠を越えて、
尾瀬沼がやっと見えてきました。

この景色を見たら全てが吹き飛びます。
ほっとしたのと、感動したので最後ボロボロ泣きながら歩きました(*^_^*)
360℃真っ白で、他に誰もいない景色。何の音もしない景色。
静かすぎて耳がきーんとしたのはいつ以来だろう。
この季節しか見られない景色です。(17:00着)

尾瀬沼の上にBCを張ります。リーダーの手際のよいテント設営にホレボレ。
夜ごはんを食べて就寝。
2日目。朝起きると、天気予報通り小雨が降ったり、晴れ間が出たり変わりやすい
お天気。燧ケ岳頂上に向けて出発!(5:30発)
どこでも歩けて、私たちが歩いた後に道ができる楽しさを 感じながら歩きます♪

歩いているうちに、風も雨もどんどん強くなってきました。
写真を撮る余裕もなくて状況をお見せすることができません(T_T)
風に吹き飛ばされそうになりながら、頂上と思われる場所に到着。
(後でGPSで確認したら残念ながら頂上は踏めていませんでした)
びしょ濡れになりながら、BCに何とか到着。きつかったー(15:20着)

リーダーが燃料をたっぷり準備してくれていたので、ガスをガンガン
つけて濡れた物や服を乾かしました。冬山の装備の大切さを感じました。
夜ごはんはカレーを食べて元気回復♪
風はどんどん強くなりこのままテントが飛ばされるかも・・・と心配しながら就寝。

3日目。引き続き風も雨もひどい状態。
テントの中で準備を済ませて出発。(6:20発)
尾瀬沼の上はホワイトアウト状態。GPSがないと怖くて歩けません。
一晩で20㎝位雪が降ったでしょうか。「今回は晴れれば夏山、荒れれば厳冬期の冬山」と言っていたリーダーの言葉を体験しました。
来る時の冬路沢を避けて、夏道に近いルートをとります。
歩いているうちにだんだんお天気が回復してきて、ほっと一息。

一之瀬休憩所到着。(11:20)
大清水到着。(12:45)
戸倉駐車場。(15:10)
3日間で会ったのは、大清水まで原チャリで来ていた渓流釣りの方だけでした。

今回の山行を通して、冬山初心者マークのうちに、冬山の穏やかで美しい状態が
一瞬で、怖くて厳しい状態になるのを体験できてよかったです。
だからこそ装備や計画の段階が重要なんだということをより強く感じました。
そして、ホワイトアウトになった場合の人間の感覚はあてにならないということも
よくわかりました。GPSはこのような山行には不可欠だと思いました。
今回、「行きたい!」という気持ちだけで同行させてくださったリーダーに感謝です。
今度は、尾瀬沼の上を渡るわけにはいかないけれど、夏に同じルートを歩きたいです。

附記 (リーダー総括)
3年来暖めていた尾瀬沼を歩き燧ヶ岳を登るプランがやっと実現した。今年も人
が集まらず、単独行も止むを得ないかと思っていたところ、F沢さんのオファー
があり感謝している。さすがに3月の尾瀬の単独行は恐い。人が居ない。道が無
い。視界が悪いと目標が無い。そんな中一人でも傍に人が居ると感覚的に随分違
うものだ。一人でも遭難できないが、新人連れて二人で遭難などとんでもないこ
とだ。天候の状況が遭難しやすいパターンだっただけになおさらである。特に
30日雨の燧ヶ岳登山、30日から31日朝までの吹雪の一夜、31日吹雪でホ
ワイトアウトの中テント撤収し出発。かなり厳しい状態でも泣きが入らなかった
のはありがたかった。わずか3日間の雪山ではあったが多くのことを経験できた面
白い山行だった。    S下

 

 

 

 

 

 

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2014/4/5 赤城 雪の黒檜山

メンバー:I倉(R)・S下・N川・A香・N田・K樹・K沢(記)

当初、S下・K樹・K沢は笹子雁ヶ腹擦山の予定でしたが、I倉さんの提案で、せっかくだからみんなで黒檜に行かない?とお誘いがあり、急きょ行先変更 ⇒ 総勢7名のにぎやか山行となりました☆


黒檜山登山口にて。
このとき気温は-6℃。思いのほか寒くてびっくりです。
ちなみに今回は珍しくウェアが色とりどり。


ハイキングコースとのことで、終始緩やかなのかな?と思いきや、登り始めて間もなく急登となり、両手のストックが邪魔に。。。

 大沼から地蔵岳を臨む。


登り始めて1時間ほどで小休憩。けっこう急でしょ。


おにぎり美味しそう~
ごはんが凍らない季節になりましたね (*^ ^*)V


雪の状態が良く、アイゼンが効きまくりでとても登りやすかったです。


黒檜山三角点のあるあたりで。
なぜか山頂の標識は、ここから左に少し行ったところにありました!


はい!山頂△
見渡す限り真っ白で、もう4月ということを忘れますね~

 本当に真っ白で素晴らしい霧氷!

 ダンディーN川♪

 山頂で、S下さんが右手に持っているのは。。。


S下さんによるツェルト設営の実演。(救助活動ではありませ~ん)
こんなに薄いのに、中は暖かいんですね。。。


見事な霧氷。
こんな完璧な状態を見たのは、生まれて初めてです。


360度の展望で、榛名山・谷川連峰 etc・・・
雲も白くふわふわで、遠くまでとても美しく見渡せました。


駒ケ岳山頂△
山頂の標識が無いね。。。 と探していたら、こんなところに発見!!
ちょっと寂しいので、みんなで指差し確認!写真だと小さくて読めないかも(泣)

この辺りまで来ると、緑色の下草も顔を出し、所々に踏み抜いた跡が。。。
斜面も笹の緑と雪の白で、あ~。。春なんだなぁ~と、実感しました。
下りの鉄階段もほぼ完全に出ていて、途中からはアイゼンを外し、ツボ足で下山。

赤城山のピンバッジも無事に獲得し♪ 行動時間は3時間半ほどでしたが、
充実した一日を過ごすことができました(*^^*)/

 

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2014/4/13 一ノ倉岳芝倉沢山スキー

メンバー:U海 T葉 Y田 W辺

コース:天神平ロープウェイ→天神尾根→谷川岳→一ノ倉岳→芝倉沢滑降→土合橋

今日行かなくていつ行く!というほどの山スキー日和。

前夜、土合駅舎で軽い宴会の後、シュラフの中で暑く寝苦しい夜を過ごす。

スケールの大きな芝倉沢。初めてのコースに期待が膨らむ。写真はドロップポイント下部から芝倉沢源頭部を仰ぎ見たところ。

ロープウェイを降り、天神尾根を行く。

一日中青空のもと、時には半袖になって歩を進める。気温の上昇で、下りの腐れ雪が懸念される。

大人気の山スキーコースであり、ところどころ列を成す。谷川岳で終了のスキーヤーと、一ノ倉まで行くスキーヤーと半々くらいか。

Y田さんのユニークな経歴を聞きながら(早口で時々聞き取れないけど相槌を打ちながら)、先を目指す。

お手製のスキーアイゼンを試したいと持参していたT葉さん。改善の余地ありとの判断。着脱にも時間がかかり、また、足がつったー(;´・ω・)とのアクシデントもありやや遅れたため、先に肩の小屋で大休止し周囲の山並みを眺める。

一ノ倉を越え、ドロップポイントが近づく。覗き込むとなかなかの斜度。でも、ほどよく柔らかくなった雪質のおかげで、滑りすぎる心配はなくひゃっほー!!と滑降開始。

U海さんやY田さんは、それぞれのスキー歴を物語る華麗な滑り。

私は、安全で楽しければよい。という言い訳的な持論のもと、へっぴり腰で斜面を引っ掻き回す。とにかく広い。

当然、あちこちに大規模なデブリが出ており、慎重に下る。

雪崩の巣と化した谷の中で休止もしておれず、少し疲れてきた大腿をだまくらかしながら湯檜曽川の出合に着く。ここからは重い雪の上、スキーを漕いだり、一か所渡渉もあったりして「これぞ春の山スキー」と大満足の一日になった。

 

 

 

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2014/4/6  クライミング講座第1回(全3回) 阿寺の岩場

メンバー:おさぽん(企画・講師) 、M野、K美 、T中、O原、S水(良)

C葉、N澤、Y岸、K保、N田、S水(三)、はなぷー(レポート)

体験:H野、Dあん

初めてのレポート投稿が、こんな大事な山行になってしまって焦っているが、講師のおさぽんさんの命令なので謹んでお受けします。

2年ほど前にOACメンバーも加わっての岩場開拓・整備をしたと聞く、飯能にある阿寺の岩場。立派な看板やテーブル、椅子があって驚く。アプローチもごく僅かで駐車スペースには仮設トイレも設置されている。

ルートは20ほどあり、私でも登ることのできるグレードも充実していて嬉しい。登れないルートばかりだと意気消沈してしまい先に進めなくなってしまうので、簡単なルートでも「登れた」という達成感が味わえるのはありがたい。

 

「さ、じゃあ始めようか。登って。」みたいな幕開け。初級者軍団はビビる。「あ、どーぞ先に。」「いえいえ、どーぞ。」と謙虚に譲り合い、お互いの優しさを再確認する。

ジムとは違った緊張感を伴うビレイ。
経験に応じ、2グループに分かれての講習。上級者はダブルロープや支点の取り方、懸垂下降などを練習し、私達初級者は、お互いにビレイをしつつトップロープでいくつかのルートを登ったあと、簡単なルートでリードをするところまで。ちょっときついかぶり越えのルートも何とか通過。
心配されていた雨も、時々ぽつぽつと当たる程度でクライミングには支障なく昼食後も登ることができた。
最後には、みんなで「手を使わないスラブルート」を交替でチャレンジし、それぞれのパフォーマンスに笑いと拍手。なんと言っても大取りは講師の長田さんの「鶴の舞」。足で登り、手でバランスを取る、その極意を目の当たりにする。
資料作成から準備、運営等々本当にお疲れ様でした。おかげで一日、本当に楽しく無事に充実した講習を受けることができました。
皆様、どうもありがとうございました。
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2014/3/8-9 純白の八ヶ岳

メンバー:田中(L)、中川(SL)、藤森、野田、釜沢(レポ)

昨年9月に訪れた八ヶ岳に、ちょうど半年ぶりに帰ってきました!                                                  前回は夏の日差しが消え残る初秋でしたが、今回は完全に雪山。                                                スタッドレス装着の中川号&釜沢号に分乗し、5:00amに川越を出発 ⇒ 一路美濃戸口へ。

正面から左へと南アルプスを一望しながら、諏訪南インターまでは渋滞もなく順調だったのですが。。。 釜沢のパジェロJrのカーナビが路頭に迷い、美濃戸山荘を示す先は、田んぼの中の民家???
渡るはずのない橋を渡り、Uターン+ぐるりと周ってなんとか美濃戸口までの標識を発見!          とんだ時間の無駄使いでした。。


駐車場に車を停め、身支度を整えて出発。
この時期は美濃戸までマイカーで行けないのかと思っていたら、後ろから車が、、、
!?なぁーんだぁ~!行けるじゃん。美濃戸までせめてメンバー5人分の荷物だけでもパジェロで運べばよかったと、後悔するのでした。。


ちょっと休憩~
前回同様、天気も快晴で、日差しが温かいです。


青空の下、横岳をバックに談志師匠、北斗晶、G&Bのみなさま♪


もうすぐ赤岳鉱泉。けっこう登山者が多いですね。。
14Kgのザックを背負って約3時間登ると、さすがに肩と首が痛いです(泣)

  爽・快・感!


賑やかなテント場の様子です。中央が明日目指す赤岳。
山頂まで雪で真白で、“白い赤岳”って、ど~なのよ?と。。。

さてこれからが大仕事。片栗粉のような雪を踏み固め、土木作業のごとく土嚢10個に雪を詰め、テントの設営です ⇒ 約1時間後、2個テンの設営完了っ!


左に赤岳・右が阿弥陀岳。
赤岳鉱泉で冷たいビールと白ワインを購入し、先ずは乾杯!!!
くぅ~!旨い!ここまで来て良かった~。。。って、まだまだメインはこれからです。


すっかり温まったところでテントに戻り、待望の夕食の支度。
なんと!T中さん&N川さん中睦まじくデザートの製作(ぶつぶつ文句を言いながらもお顔は楽しそう♪)


メインディッシュは野田さんお勧めのモツ鍋~
たっぷりのねぎとニラでとても美味しく、体もぽかぽか温まり、最後はごはんを入れて雑炊に♪
藤森さん:カマンベールチーズ焼くと旨めぇ~んだよ!
一同  :じゃ、焼いてみよう!
ということで、缶詰のカマンベール(常温保存できる物があるんです)を切ってお箸に差し、バーナーで炙ったところ、本当に旨い!初めての食感でした。また何処かでやってみよ~っと。。


外で冷やしたチーズケーキが完成♪こんな微笑ましい光景が見られるとは、夢にも思いませんでした P(^ ^;)
その他、乾き物の数々とお酒で温まり、藤森さん&釜沢は、中川さんにふくらはぎをモミモミされ、楽しい話(ここではとても書けません(汗))で盛り上がった夜も更け。。。

20:30くらいかな?解散・就寝。
奮発したー25℃まで対応のシュラフは暖かく、ダイソーで見つけたエア枕(これお薦め!)も快適で、テント泊(2回目)史上最高に快適な眠りにつき。。。zzz。。。

<2日目>
4:00am起床。
シュラフの中は快適なのに、カバーとの間に霜がたくさん。それをパサパサと払い、片づけて朝食タ~イム。
6:40am身支度を整えて、赤岳へ出発 ⇒ 行者小屋を経て地蔵尾根から登ります。


本日も快晴♪

  行き倒れの中年男性①
  行き倒れの中年男性②
まだまだ余裕の樹林帯では、おじさん約2名が雪に埋もれて大喜びです(- _-;)


威風堂々の阿弥陀岳。
阿弥陀=極楽浄土から現生の人々を救う無限の光。私個人的には無宗教ですが、ここに来るとなぜか宗教に心ひかれるひと時でした。。。


真っ白な赤岳。
斜面もだんだんと急になり、梯子はすっかり雪の下。
僅かに雪上に出ている鎖を頼りに、ゆっくりと地蔵尾根を登り、もうすぐ地蔵の頭です!


絶妙の時間帯。逆光に浮かぶ田中さん。


尾根に出ると風が強く、ピークまで行けるかどうかは運次第。。。
と思いきや、歩き出すと風も弱まり、絶好の雪山日和に♪足元のトレースと、目の前のピークを交互に見ては、ちょっと近づいた!を何度も繰り返しながら。


赤岳山頂!
とうとう来ちゃいました。ちょうど半年前に来た時は、またこんなにすぐ来れるとは思ってもみなく、写真を撮るのも忘れ、ただただ周りを眺めるのみ。


下りは文三郎尾根経由で。
山頂直下の岩場を慎重に下ります。ミレーのツアー?客が十数名ザイルにつながれて登ってきたので、挨拶しながらすれ違い。。


右から、横岳~硫黄岳~天狗岳~縞枯山~北横岳~蓼科山を一望に!
(ちゃんと合ってるかなぁ~。。。?)


青と白のコントラスト。
人と風景が一体になるって、こんな感じなんですかね♪


行者小屋のテント場まで戻ってきました。
おつまみの貝柱が凍って、カリッカリのポリッポリになってました(笑)。でも美味しかった♪
予想以上に喉も乾いていて、テルモスの何の味もない微温湯(“ぬるまゆ“って、こういう字書くんですね)が、美味しい~山に入ると発見がたくさんあって、おもしろい!

予定通り赤岳鉱泉のテント場に戻り、テント&荷物を撤収して、長~い美濃戸口までの道を下ります。


さよなら赤岳鉱泉。。。
また帰ってくるよ~!

それにしても、下っても下っても美濃戸口は遠く、こんな長かったっけ?と、ため息をつきながらなんとかパジェロJrまでたどり着き、装備を外して身軽になって、またまた来ました!もみの湯♨

2日間の汗を流し、日焼け止めも洗い流してキレイさっぱりしたところで。。。髪を乾かし、鏡に向かってまた顔に日焼け止めを塗るという失態を果たし。。。もう夕方なのに(泣)

食堂に集合すると、野田さんが(ここの名物?)美味しいシュウマイと、ちまきを買ってきてくれ、まずは腹ごしらえ。そしてメイン登場!たいして美味くないのに、なぜか美味しく感じる魔法のカレー&冷やし蕎麦などをいただき、帰路につくのでした。。。

<反省>
・写真を沢山撮るぞ!と思っていたのに、撮ったのは最初だけで、結局野田さんに頼る結果
となったこと。
・山にヒートテックはNG!
・1週間前に購入した65Lのザックが前日までに届かず、元々持っていた55Lを使う事となり、
共同装備を少ししか持てなかったこと。
・ヘッドライトの予備電池を間違えて持ってきたこと(正:単3 / 誤:単4)  などなど。。。

<あとがき>
今回は、冬合宿の西穂独標に続き2回目の雪山でしたが、田中さん・中川さん・藤森さんのベテラン3名&同期なのに頼りになる野田さんにお世話になり、とっても楽しい山行となりました!まだまだ学ぶこと&発見がたくさんあり、山って本当に楽しい♪

これから徐々に難易度を上げて、早く自立できるようがんばりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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2014/3/15 日光白根でしらねーことたくさん教わりました!

2014年3月15日(土)日光白根

Posted on 2014/03/21 byhurusawa

日光白根でしらねーことたくさん教わりました!

メンバー:3名
リーダー   石倉
サブリーダー 瀬下
弟子     古沢

日程:平成26年3月15日 土曜日
(平成26年3月14日 金曜日 丸沼高原スキー場駐車場前泊)

タイム:日光白根ロープウェイ山頂駅(8:45発) 始発8:30に乗りました。

七色平避難小屋経由

白根山山頂(11:45着)

白根山山頂(12:00発)

七色平避難小屋経由

日光白根ロープウェイ山頂駅(13:30着)

行動時間:4時間15分(内休憩時間:40分)

前日の22時に出発し、ピカピカの椎坂トンネルを通って24時半に丸沼高原スキー場駐車場着 。会長早速赤ワインを取り出しお話しながら少々晩酌★
車中泊。(駐車場無料。お手洗いも一晩中使用できました。)

明るくなるのも気づかず熟睡。起きたら快晴!!朝ごはんを食べて、
始発(8:30)のロープウェー先頭に並び山頂まで。
これから目指す山頂が見えてまいりました。楽しみー❤

 ベテラン2ショット

登山届を提出して出発!
歩き出してすぐ、下が雪で埋まって、ぎりぎりくぐれる高さの二荒山神社の鳥居をくぐります。(写真撮ったのに、撮ってくれたおじさんが動画のスイッチにして撮ったから写真がないのです。おじさーん(T_T))
神社の周りはスノーシューの周回コースになっていました。

歩き始めたら、お天気がよくて暑い暑い。 雪はしまっていて、
つぼ足で気持ちよく歩けます。

最後急な登りに向けてアイゼンを装着。 風がありそうだったので、 防寒対策もしっかりして頂上に向けて出発! それにしても、空の青さと雪の白さが美しい。
雪山ならではの色ですね♪

エビのしっぽ。見るとエビフライ食べたくなります。
頂上までもう少し。

わーい!頂上に到着です!!
リーダーとサブリーダーがゆっくりペースで登ってくれたおかげで
息切れもせず、眺めを楽しむ余裕を持ちながら登頂できました。
男体山と中禅寺湖、360℃の山々が本当に美しい。山最高です。
頂上には、他のグループ6、7人。一緒に「いいお天気でよかったね」と
喜びをわかちあいました。

15分くらい休憩してちょうど12時下山開始。
樹林帯の雪は朝とは変わって溶け始めて緩み始めてました。

13:45ロープウェー山頂駅到着。

今回の山行は、冬山初心者マークの私が、ベテランのお二人に
冬山の技の伝授をしていただいたり、山のなぜなぜ質問コーナーに答えていただいたり・・・日光白根だけにしらねーことをたくさん教えていただけました(*^_^*)
やっぱり、先輩の経験に基づいた教えは素晴らしい。山女目指して精進いたします。

 

  • 2014年3月

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2014/3/16 快晴の日光白根山

快晴の日光白根山

 

メンバー:4名

リーダー 藤森

サブリーダー 中川

渡辺(素)

野田

 

日程:平成26年3月16日 日曜日

タイム:日光白根ロープウェイ山頂駅(10:00発)

七色平避難小屋経由

白根山山頂(12:20着)

白根山山頂(12:40発)

七色平避難小屋経由

日光白根ロープウェイ山頂駅(13:50着)

行動時間:3時間50分

(内休憩時間:50分)

 

 

関越自動車道東松山インターから沼田インターは渋滞も無く順調に進む。周囲に見えてくる山々は薄い雲に隠れすっきりとしない。

沼田インターを降りて国道120号を進む。路面凍結を心配していたが椎坂トンネルが開通していたので難なく通過。その先の道路も雪や凍結もなくあっという間に丸沼高原スキー場へ到着。

早速、支度をしてロープウェイへ!go!

スキー、スノボ客で賑わう中2000mの山頂駅まで15分の空中散歩。

高速から見えた薄い雲は無く遠くの山々が綺麗に見える。

 

山頂駅から本日目指す白根山!

快晴、無風の中凛々しいお姿であります。

登山届を提出して「いざ出発!!」

 

出発して程なく二荒山神社の鳥居をくぐります。

雪の無い時期には触れる事も出来ない鳥居のしめ縄に触れて記念撮影。

快晴のお天気のため気温も高めでウェアの調整、

ついでにアイゼンも装着。

トラバースと急登を繰り返し森林限界を超えたところで素敵な景色が広がります。

こんな素晴らしい景色が見られるんですもの!!

だから、「雪山大好きです。」

さあ、ここまで来ればあと少し。。。頑張って歩きましょ。。。

山頂直下の登りは富士山とどこか似た雰囲気の無機質な感じ。

 

心配していた風も無く快適に歩をすすめます。

山頂にあと少しというところで東南の方角に目を向けると中禅寺湖が見えました。

地図上では確認していたものの、実際に見ることが出来るとは思っておらず感激です。

あと、山頂までは数歩!

風のない山頂で20分休憩することが出来ました。

12:40下山開始。

程なく風が出てきて雲も流れてきます。

樹林帯に入ると、雪の感じが朝のサラサラから少し水分を含んだ感じに変わっていました。

下りは途中10分休憩をとり1時間10分で山頂駅到着でした。

 

例年、強風やホワイトアウトで撤退となったと聞いていたので、今回は登頂出来るのかな・・・?と不安でしたが、絶好のお天気の下行ってくることが出来ました。

しかし、下山後駐車場に歩き出すと大粒の雪が降り出し、登山道で降られることがなくラッキーでした。

また、登山道取り付きが分かりずらくスタートに少し手間取ってしまいましたが、特に問題なく出発出来トレースも明瞭でした。

 

参考:ロープウェイ始発 8:30

最終15:30

 

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2014/3/11 飯盛山

M崎(L)、I倉、O江(体験)、H本(文)

7:00大宮西口発→10:00平沢公民館着
清里駅を過ぎ、林道に入ると、ニホンジカ数頭に遭遇。
公民館駐車場にキレイなトイレあり。

10:20出発
駐車場を出て数分で登山口。
山頂までずっとトレースがある。雪が1mほど積もっているので、枝が近く、何度か毛糸の帽子を枝にとられるくらいで、全く危険個所なし。
1時間弱で稜線到着。風もなし。穏やかすぎる…。さらにそこから1時間ほどで山頂到着(12:10)。

 

 

 

 

 

 

 

目の前に八ヶ岳、うっすらと北アルプス、遠くに木曽御嶽、甲斐駒、北岳・間ノ岳・農鳥岳、富士山と、名だたる山々が見渡せました。

12:40下山開始。
アイゼンをつけて、来た道をピストンで帰る。
13:50登山口着。


途中と山頂で3組ほどに出会うが、人も少なく、静かで、本当に穏やかで、
心洗われる一日でした。

 

 

 

 

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2014/3/9 古賀志でエンクラ♪

メンバー:Oぽん、U子、N澤、K谷、I(記)

の陽気のような中で、エンクラ~
9時には滝エリアに到着。1組が既に登ってた。
その後、千葉から来たという団体さん(10数人)やら宇都宮の常連さん達が来て、賑やかに

・クウ【5.9】
初のリードOSトライ中のN澤君。

 

見事、人生初OSでガッツポーズ

 


・ルート名忘れましたが、滝右の【10b】をOS by Oぽん


・張付くシーマ君【11c】
このルートの左にある凹角のジャックダニエル【12a】にヌン掛するために再登。
やはり秀逸ルート。
ジャックダニエルは限定ホールドがありそうで、よく分からず×


・新人クラック【5.7】
最近メキメキうまくなっているU子さんのリード。
見事RP

 

 

 

 

 

 

同じく新人クラックをトライする、外岩初の新人のK谷さん

 

 

陽も傾き最後に
・ドライアイス【10a】にTRを張り、みんなで遊んだ

帰りに食べ放題の店で肉をたっぷり補給して帰宅~

カテゴリー: 山行レポート | タグ: , | 2014/3/9 古賀志でエンクラ♪ はコメントを受け付けていません