2014/6/15 丹沢 水無川水系 セドノ沢右俣

メンバー:N田(ケロロ軍曹) S田(黒の弾丸) W辺(青っ尻)

本日も晴天なり。7:30過ぎ、戸沢の駐車場に弾丸さん到着。前日の疲れもそれ程残っておらず、身体は軽快。問題は心持ち…。「大丈夫かなあ?私、登れるかなあ?怖いよぅ…」と幾度となく漏らす青っ尻。しかも、最後の最後に35m大滝が待つ。緊張感を抱き続ける遡行になることは明らか。

「経験者が二人もいるんだからダイジョーブだよー」という軍曹の言葉に覚悟を決める。「難しそうな滝は巻くかもしれないしね。」という淡い期待もちょっぴり持ちつつ。…もちろんそんなはず、なかったけれど。

8:55 駐車場発  9:15 入渓  9:30 水無川F1  10:05 セドノ沢F1  10:15 セドノ沢F2 10:20 セドノ沢左右俣分岐  10:25 右俣F1  11:40 右俣F2  13:30 右俣F4(35m大滝)15:30 大滝上  16:00 詰め開始  17:30 政次郎尾根  17:50 下山開始  19:00 戸沢駐車場着

軍曹と弾丸さんの後を追って水無川入渓。

 

寒がりを自覚しているにも拘らず、出だしで敢えて全身を濡らす軍曹がいた。

水無川F1:左壁を登る。

 

F1を越えるとすぐにセドノ沢の入り口。

 

セドノ沢F1・F2:このあたりはロープを出してもらいつつ、難しいことはなく快適に登る。

 

セドノ沢F3(右俣F1):記録をみると、技術的には大滝よりも難しいと記されている。確かに…。ヌルヌルと黒光りするトイ状の8m。水流左にある残置ハーケン、1個追加したカムを使って支点を取りながら弾丸さんがリードする。「いやー、悪いなあ。」と弾丸さんが立ち止る度、「大丈夫か、私??」度がどんどん増していく。じわりじわりと弾丸さんが登り切り、セカンドで軍曹が登り始める。「俺の登り方、よく見ててね!」と言い残して。「はい…」と消え入りそうな声で青っ尻は返答する。

滝中間より、トイ状部分水流側に背中を押し付け、左側の壁をシューズで押し付け攀じ登るような体勢で登る軍曹。なるほど。

後続のパーティーが追いついており、「すみません、時間かかりますけれど…」と挨拶をしていざ。確保されているのに緊張感で喉がカラカラ。軍曹のようにスルスルとは身体が上がらない。芋虫のように(いや、芋虫よりもゆっくりと)水音の中を進む。ようやく登り切り、「はーい、お疲れー。」の声を聞くと心底ほっとする。

この滝を、後続パーティーの女性は正対でいとも簡単そうにリードしてこられた…。弾丸さん、しばし呆然。

 

続くセドノ沢F4(右俣F2):ここも滑るし逆層ちっく。上部は木を丸抱えして滝上へ。

 

F3/F4を越えた所で大休止。ミソサザイの鳴き声を聴きながら、陽だまりの中で見る弾丸さんの背中は哀愁漂うものがあった。

 

F6(右俣F4):クライマックス、35m大滝。でたー、でかいー!写真に納まらないー!ちょっぴり鑑賞した後、滝の右側に巣穴を持ったキセキレイが度々見物に来る中、ここも弾丸さんリードで登攀開始。下部10mほど登ると、3~4人が立てるテラスになり、ここでピッチを切る。

ここからの出だしが悪く、試行錯誤の末、「青っ尻、肩を貸せ。」とビレイ中の軍曹からの指令。「はいっっ!どうぞ、こんな肩でよければいくらでも!」と弾丸さんの体重を受け止める。「いいの?乗るよ?本当にいいの?」と恐る恐る立ち込む弾丸さんの優しさ…。

 

セカンドで登る軍曹が、そこここにお助けスリングを掛けていってくれたおかげで、私にも登ることができたが、岩を右に回り込む所でヌンチャクがなかなか外せず、ぎりぎりの状態に。何とか切り抜け、それからもヌンチャクがしがし掴みながらお二人の元へたどり着く。

 

大滝上部は立木下から巻き、F7の先で沢に降りる。その先、急なガレを登り、まだ頼りにならない笹しかなく土に指を突き刺しながらの急登を行く。そこで岩壁に突き当たる。「へ?詰めでまた岩登るですか?」

この先の状況いかんではヘッデン下山か…とヒヤヒヤする。しかもその岩、実に脆い。いくらでも掴むところがあるように思えるがそーっとそーっと登る。結構大きなラクがすれすれを落ちていく。岩場を抜け、急登をさらに少し登ると「登山道に出たぞー!」という声が(T_T)政次郎の頭の直下に抜ける。ようやく緊張から解放され、笑い合いながら握手。

この日はピノキオ(=足が棒)の出現もなく、軽快に戸沢までの下山をおしゃべりと共に楽しむ。

 

計画段階からの緊張感、滝を目の前にしての緊張感、少しずつロープに慣れていく感覚、一人で残る登攀待ちの時の不安感、軍曹や弾丸さんが上にいるという心強さ、ロープの張り具合で疎通する感覚、上部に軍曹や弾丸さんが見えた時の安堵。

先生お二方には本当にお世話になりました。尻の青さが少しでも薄くなるよう精進します!

 

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2014/6/14 丹沢 四十八瀬川水系 勘七ノ沢

メンバー:N田(L)・W辺(レポート)

ほぼ一週間降り続いた雨が、この週末はお休みとなった。沢のシーズンイン、そして丹沢デビュー。しかも、2日続けて遡行できるというめったにない好機にこのお天気。どれほどまでに日頃の行いが良いのか…。

丹沢デビューのW辺に、事前に「ポイントごとに『どこ行くある?クイズ』を出すからね」と宣言し予習を促すN田さん。このままではまずい。遡行図を拡大コピーし、ネットからの情報などを書き入れ頭に入れる努力をする。「全問正解で鍋割山名物、鍋焼きうどんをご馳走!」を目指し、いざ入渓。

9:15 入渓:結構な水量に「ドキドキしていた」。

9:40 F1 7mで先行パーティーと会う。確保なしで登る人、出だしの悪さでずり落ちる人…またもや「ドキドキしていた」。左壁から登る。岩が斜めの層になっている。

10:10 続くF2 6m:ここは右壁を登る。ホールドは豊富だが、剥がれそうな脆い岩で慎重に行く。

10:45 F3 7m斜瀑。右壁を登る。

11:10 F4 2段:ここが私は一番怖かった。一段目を越え、上段に向かう土付きスラブが滑りそうで、怯む。「今滑って落ちたら…確保してくれているN田さんの所からの距離だと…水流の中(T_T)」マイナスイメージに囚われてなかなか足が出ない。えいやっ!とようやく一歩を踏み出しリーダーの元へ帰還。

その後は堰堤を5つほど超える。その中の一つで滑った。幸い土の溜まった所で足が止まる。数10㎝か1mくらいだったがずいぶん長く感じたなぁ…。顎を打って指先からは出血。ちょっと休憩して再出発!

リーダー、足速い…。

12:30 F5 12m 美しいお姿。リーダー、ちょっと高いですよ?水も多いし濡れてますよ?おや?巻道の方を向いていらっしゃる?賛成~…とはいかず。もちろん登りますよね(T_T)水流左を行く。

その後はゴルジュ帯の小滝をいくつか越え、突っ張りでドボンし、唇を噛む。

寒がりなリーダーは早々に尾根に上がりたく、大倉尾根1128m地点への詰めを狙っていたが、「ここかな?」というガレをちょっと迷ってパスして進み、結局花立山荘下部に出る詰めとなった。急なガレ場トラバース、アザミ地帯…。こんな牧歌的尾根に上がるまではちょっと大変だった。

15:15 花立山荘着。遡行終了の握手の後で、かき氷をいただき、下降シューズに履き替える。スパッツを外し、渓流シューズを脱ぎ、ネオプレーンソックスを脱いだ時…丸々パンパンに太ったヤマビルがポロリと落ちる。少々驚いたが、痛くもかゆくもないし、彼の身体の中には私の血液が満ちてるわけだし、なんだか愛着すら湧きそうになりながらその姿を眺めた。

15:40 山荘を出発し、鍋割山へ向かう。

16:28 鍋割山 残念ながら、鍋焼きうどんを出してもらえる時間には間に合わず。また次回のお楽しみとする。御年90歳の方の、丹沢昔話を聞かせていただいて16:55下山開始となった。

17:47 二俣に無事到着。

市街地まで下り、入浴施設で疲れを癒す。身体をチェックすると合わせて3か所のヒル被害痕あり。入浴後、リーダーから「頑張ったご褒美」が(^-^)!生ビール大ジョッキが手渡される。何と美味しかったことか!!

翌日のセドノ沢遡行のため、戸沢のキャンプ場まで行き、それぞれにテントを張る。リーダーの大きなテントでしばし酒を飲みつつ、本日の遡行の振り返りと翌日の予習。あれこれ話し続ける私に、「W辺さん、元気だね…」といかにも眠そうに呟いたリーダーを見て、自分のテントに引っ込む。

沢音に抱かれながらの幸福な眠りについた。

適度なプレッシャーで事前学習の機会をくれたこと、緊張する場面で「今その動きですか?!」という可笑しな腰の振りで笑わせて過緊張を防いでくれたこと、安全にリードして無事に丹沢デビューをさせてくれたこと、そして大ジョッキ。N田さん、本当にありがとうございました。

 

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奥武蔵七駅トレイル(西武秩父線:高麗~芦ヶ久保)

●山行・山域   奥武蔵七駅トレイル(西武秩父線:高麗~芦ヶ久保)

主な山頂 (日和田山~スカリ山~越上山~関八州見晴台~丸山等) ピーク数=9 峠数=8
●チーム奥武蔵メンバー 4名  

リーダー 奥武蔵の帝王:中川    サブリーダー 大原    タイムキーパー 野田    報道 山岸

●アクセス   日和田山無料駐車場 4:50集合          

 ●タイム   05:00 日和田山無料駐車場出発  05:30 日和田山山頂 ~  高指山山頂付近  

06:10  物見山山頂 ~北向地蔵  06:55  スカリ山山頂  

08:25 越上山山頂~~諏訪神社~顔振峠~傘杉峠~花立松ノ峠   

10:15 関八州見晴台~飯盛峠  11:15 飯盛山   11:30 ブナ峠   11:55 ツツジ山~刈場坂峠~大野峠   

13:45 丸山山頂  15:15 西武芦ヶ久保駅  15:48 芦ヶ久保駅→高麗駅

 行動時間 560分(9時間20分)うち休憩 120分 (2時間
 実質歩行距離  諸説あるが、32.3kmと見た
 

 ●報道記録 山岸ひろこ
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更にエスカレートしてきた、奥武蔵修行第三弾
第一弾の記録はコチラ→http://oac.main.jp/wp/2014/01/%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e5%a5%a5%e6%ad%a6%e8%94%b5%e3%80%8c%e5%90%8d%e9%83%b7%e5%91%a8%e5%9b%9e%e3%80%8d%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9/
 とうとう、その日がやってきた・・・・

サザエさんブルーにも似た気持ちが 前日の昼下がりに芽生える。
天気予報では、明日は5月なのに28℃。 その中を標高の低い山を30㎞も歩くと言うのだ。

リーダーに「明日、ホントに実行するのか?」確認の電話をかけたかった。

何度もそう思うが、一撃されるに違いない。
一滴の酒も飲まず、枕をぬらし神様に祈り 夜の10時に就寝する。ZZZZ・・・

山行当日、「アサー!!」(このギャグわかるかなー)
高麗のコンビニで落ち合ったリーダーは二日酔いだった
昨夜はの30kmの意気込み激しく、自宅で飲みすぎたとの話。

遠足前の子供の如く、楽しみにしていたんだろう。 私は、ネガティブな考えを反省した。

気温20℃ うす曇が有難い。予定通り

 05:00 日和田山無料駐車場を出発
 いつもの金刀毘羅神社からの展望を楽しみ 30分で日和田山頂 余裕すらある。↓
 

高指山頂は鉄塔でつまらないのでスルー。

足取りは軽い。お喋りに花が咲く

 たまに吹くそよ風を有難く思う。
 思ったより快適な気候だ。  

「天候に恵まれた」とリーダーは語る。
 天候不良の3月から延期になっていた計画だったので  四人に神様は味方してくれた。

 北向地蔵では、シャガの花が咲き始めた。  

 エゴノキの花は、これからのようだ。

これは昨年のエゴノキの写真       →       

 

北向地蔵から顔振峠までの道は、  毎年エゴノ木が素晴らしいスポットなのだ。

 

去年の顔振峠の立派なエゴノ木

 

 

 

 

6:12 物見山

06:55リーダーの好きなスカリ山   山頂からの風景。武甲山が小さく遠くに見える。


   

越上山までは、標準コースタイムより1時間も早く歩いていた

               木の根がむき出しの山道を歩く

つつじの花も少し咲く

 越上山頂は、一般的には通過する人が多いとの話。
 

サブリーダー大原  「おれ、タバコ吸ってますから、三人で越上山行ってください。」  

三人 「タバコ待ってるから、せっかくだから行こう」 「山頂まで5分位じゃない?」 「荷物デポしよう」
 などど説得して全員で山頂を目指す。  結構登り甲斐があり、5分では到達できなかった。

08:25 越上山頂 リーダー以外はもう二度と登らないと思われる。               

 

 

 

 

10:15 関八州見晴らし台 今回の目玉のひとつ。                 名の如し、眺望が素晴らしい。山座同定する二人
 武甲が大分近くなるる。
 

 

山頂にいたカメラマンに記念撮影をお願いした。写るんです、ハイ」(わかんないだろーなー)
関八州を過ぎた頃から道のりもきつくなる。  暑さで、給水タイムもしばしば。
 今回の山行は、終わりが近づくにつれ  高さも登りも増してくるパターン。
 

刈場坂峠より丸山までは、トレラン大会に遭遇した。  うちの会の横田さんをも参加のはず。

横田さんを探すが結局会えなかった・・・・  増える続けるトレランの人々に道を譲る。    

トレランの人は、音も無く忍び寄るので危ない!  登山者を見たら「音を出すか、叫んで」ください。    

何度も何度も、舗装車道を横切る。 登山道の入口は普段は10分以内に道の脇にある。

ちょっとわかりにくいと思う。

 車道に沿った登山口は必ず、数分歩くと見つかる。
 この歩きを何度繰り返したことか・・・
 

気づいたら、刈場坂峠からは舗装車道と平行している。

山道は舗装車道で分断され、舗装車道からピークを登り、山頂。  下っては、また舗装車道出て歩く。
 

もしかしたら、車道を歩いたほうが楽?  とリーダーに聞くと、

にっこり  「気づいた?」と言われ・・・脱力↓  でも、クルマの通る道は歩きたくないヤイ!

11:14 飯盛山  

          山の文字か、乙女の像か・・・・          

 

 

 

登っては下り。ゆるゆるの山頂は、  ピークらしくないピークばかり。

13:00「カバ岳」なる山頂標識に到着する。

 ←下から読んだら「バカ岳」と。
 

 

 

 

 

 

                   三人寄って記念撮影。  

        このポーズは  奥武蔵に君臨する「バカの帝王??」(大拍手!!)

                ・・・・リーダー、失礼しました・・・・
 親愛なる奥武蔵の帝王でございます。(拝)

山道では、朴葉味噌焼きで有名な朴の木(ホオノキ) 

写真では、比較対象がわかりにくいため、

リーダーと対比いたします。

 

 

 

「ツツジ山」  シーズンなのでツツジを期待したが、ツツジは数株しか確認できず
 大野峠。ここで最後の登り。

 直登の丸太階段ではないか・・・トホホ
             皆、疲れてジグザグに登っていく。→

 

 

 

 

 

13:40 山頂着いたと思ったら、ニセピーク              ニセピークはパラグライダーの飛行場だった。

  ←これは、遠くからでもわかる丸山の目印の人工物

  5分歩くと

 

 

 

 

 

13:45 丸山山頂 
 この人工物の展望台は、宝くじ協賛の建物

ガッカリした。  延々と歩いてきたのだが、素朴な山頂を期待していただけに残念×××  しかし、丸山は奥武蔵では人気の山だそうだ。
 

 

一応、展望台には、登る。      巨大な武甲山がそびえていた。  思えば遠くへきたものだ・・・

 ご褒美の大休憩 約30分

「あとは下るだけだ」と言うリーダー。
しかし、そこから、登りは2回もあった。

皆で恨みがましく反論したら
いい時もあれば辛いときもある。人生みたいでしょう?」と哲学された。     ・・・ぎゃふん

下りはバンビ野田が駆け下りる。「はやツ!」 バンビ野田、登りも下りも余裕が見られた。

タイムキーパーとしても、君臨!小さなメモは手の中に馴染んでいる

リーダー=奥武蔵の帝王は、来年度の奥武蔵隊長に抜擢したそうだ。

名付けて「奥武蔵スパイラル

芦ヶ久保の果樹園に下山。 目前に芦ヶ久保駅が見えるが!
車道はむなしくも ロング・アンド・ワインディングロード。
早く、駅に着きたいが U字ヘアピンが、幾度も続く。

 大原、耐え切れず斜面をショートカットする
暑い・・・アスファルトの照り返しがキツイ 気温28度。アゴの下から日焼けする。
15:20 ようやく道の駅芦ヶ久保に到着

 

 

 

冷えた炭酸飲料で乾杯 「お疲れさま~」一気飲みしたコーラが美味だった。

 1日を振り返ると夢のようだったどの位歩いたかと思い出せないくらいだ。

長かったのか、短かったのか・・・・・・・・

これだけ歩けば、災害時に帰宅難民になっても怖くない!

 よき避難訓練にもなり 脚に自信がついた充実した1日となった。
この報道の読者の皆さんには ぜひ、お勧めしたい。

そして、奥武蔵修行第四弾が来年待っている。 心して臨みたい。

このドキュメンタリーはいつまで続くのだろう。

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OAC報道班の山岸がお送りしました。
 ●奥武蔵七駅トレイル基本情報
交通 クルマと電車利用
駐車場 日和田山登山口(無料3台くらい・有料1日300円)

最寄:高麗駅     帰路は芦ヶ久保駅から高麗駅まで電車利用

     高麗駅より日和田山登山口駐車場へ戻る。
    芦ヶ久保駅上り電車時刻 15:17・48、16:02・40、17:02・19・43、18:09・44

乗車時間  31~38分、料金 300円 
トイレ 諏訪神社 刈場坂峠 丸山を降りたところ(ペーパー有)
給水  顔振峠の売店のみ      今回メンバーは平均2L~2.5Lの水を飲用 

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2014/5/18 ヒライデ沢で沢デビュー!

<メンバー>
 I倉:RT中(と)、N川、N田(ま)、I村、K村、F沢、N田(ゆ)、K沢:記

 ちょうど袈裟丸山でヤシオツツジが見ごろとのことで、総勢9名でヒライデ沢に行ってきました。N川さん・N田(ゆ)さん・F沢さん・K沢にとっては、人生初の “沢デビュー”!濡れない(落ちない)か?ちょっと心配。。。

 N田(ま)さんを除く8名が前夜発で、第1陣は23:00頃に折場登山口駐車場に到着し、第2陣は1:30am頃に到着。テントを張ってすぐに寝るかと思いきや。。。 3:00am過ぎまで前夜祭は続き。。。

しかも、翌朝6:00起床予定のはずが、5:00には起きてしまい、結局睡眠時間1時間半という寝不足のまま出発するのでした。。

駐車場近くにムラサキヤシオが転々と咲いていて、これは期待できるかも!

沢に入って間もなく、“ベテラン風”の男性3人組をさっさと追い越し、なめ滝を巻き巻きではあるものの、出だしは順調♪


後で写真を見ると、完全に逃げ腰。。。(笑)


はじめてはいた沢靴も、ほとんど滑ることなく、調子にのっていたら↓
この後、浅い滝つぼ?の縁で軽く落ち、お尻まで水没するのでした。。。(泣)


朝一では凍えそうなほど冷たかった水も、気温の上昇と共にだんだんと気持ちよくなって、沢の楽しさを実感しました。 とにかく水が綺麗!
だいぶ慣れてきたと思った頃に。。。また軽く落ち(本日2度目)、せっかく乾いたお尻がまた水没。。。 I倉さん、足が早くて着いていくのがたいへんだぁ~。


だいぶ登ってきました。水の流れが浅くなり、最初は丸かった川底の石も、いつの間にか尖ってきて、沢の終了が近づくのを感じながら。と思っていたら、最後の最後にN川さん水没。

気持ちの良かった沢から上がり、藪漕ぎタイム!

K沢の背丈近くある笹を掴んで、踏んで、フェルト靴がスルスル滑ってなかなか前に進めず、しかも鹿の“う○こ“が、至る所に落ちていて、えぇ~!フェルトの靴で踏んじゃって良いのかな?でも踏まないと進めないし。。。でもフェルト濡れてるから踏んだら確実に浸み込むよね。。。と、心の中で葛藤しながらも必死に進む。。。


約20分ほどで登山道に到達!
一般登山者の邪魔にならないよう、道の脇で靴を履き替えるていると、ヘルメット姿が目立つのか、すれ違う人から、「え?クライミングですか?」なんて声をかけられ、それもまた面白さの1つだったりして。

ここで、袈裟丸山登頂チームと、下山してコーヒータイムを楽しむチームに分かれる。


山頂チームの6名。
空も青く、とてもキレイに写ってます!
せっかくだから、K沢も行っとけば良かったかなぁ~。。。 と、ちょっと後悔。。


ちなみに下山チームは、途中の景色を楽しみながらゆっくり下山。
残念なことに、ヤシオの満開時期がまだ早かったらしく、蕾が多かったです(悲)
山麓はムラサキヤシオだけでしたが、標高が上がると、ほとんどがアカヤシオ。途中1本だけシロヤシオが見られました!


下山チーム(I倉さん撮影)
貴重なアカヤシオをバックに。。。 ちょっと寂しい~

長~い下山途中、賽の河原で賑やかにお弁当を広げている登山客がたくさんいて、F沢さん曰く、「賽の河原でお弁当って、どうなんだろう。。。」 K沢同感(笑) ま、観光地ですからね♪

下山チームが駐車場に着いてコーヒーを飲んでいると、約30分後に山頂チームも無事到着。
荷物を片付け、わたらせ渓谷鉄道・水沼駅に併設された温泉センターで汗を流し、それぞれゴハンを食べて解散。

今回はじめての沢でしたが、新人向けに企画してくれたり、序盤で1箇所ロープを出してくれたI倉さんはじめ、みなさんのサポートあってこその楽しい沢デビューでした!

ヤシオは時期が早くて残念でしたが、また来年機会があれば来てみたいなと思います。

余談:帰りの車中での会話
今後の山行計画で “プロメテウス火山(*1)” に登頂するって言ったら、I倉さんなんて言うかな? あ、スプラッシュマウンテン&ビッグサンダーマウンテン&スペースマウンテン(*2)もあるよね!

なぁ~んて、くだらない話をしていた正にその日の夜。。。

イモトのエベレスト状況を見なければ!と、イッテQを見ていたら、イモトが天国じじいとの会話で、「無事エベレストに登頂したら、一緒にディズニーランド行きましょう!」ということになり、その時のテロップが ⇒

“イモト、エベレストの次に登るのは、ビッグサンダーマウンテン!”

山が好きな人は、考えることも同じなんですね(笑)
次は前川大滝沢へGo!

 

 

 

*1:東京ディズニーシー  *2:東京ディズニーランド

 

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2014/5/17-18  小川山グルメクライミング

メンバー
Oぽん、U子さん、I【記】、他

今シーズン初の小川山でグルメクライミング。

前夜発にて埼玉を出発

26時くらいにはキャンプ場に到着し、とりあえずテントを設営し軽く晩酌
就寝

【初日】
7時くらいに起床。空は絶好のクライミング天気

軽い朝食をとり、早速岩場へ向かう。

初日はOぽんの切望のクラックを求め、ハコヤ岩エリア。

その前に自分の用事を済ませるため、テン場近くの
親指岩へ。

いつも渋滞してて出来なかった、小川山レイバック【5.9NP】をやっつけに。
4人待ちだったが、折角来たので暫しウエイトタイム


出だしに足を滑らせたが、それからは快適なハンドが続き、なんとか一撃
本日の業務は終了~。
後はハコヤエリアのご案内へ徹します。

 U子さん 見事TO

 Oぽんも余裕のWP

その後、ハコヤ岩エリアへ


森林浴【5.8NP】 Oぽんリード【FL

夏風【5.9+】 U子さんTO

稲光【5.9】 U子さん WP

テン場への帰り道、おじさん岩にてボルトルートをお触り。



U子さん 惜しくもFLは逃すが見事TO

岩茸じいさん【10c】× このクラスのスラブは鬼だということを実感

夕食はメインシェフのOぽんwithU子食堂で豪華ディナーを堪能

オサディアワイン

きのこのホイル焼

きのこのアヒージョ

特製トマトスープ

肉サイコー

ファイアーー

【二日目】

例のごとく、飲みすぎで本日は遅めに起床し、朝食はU子さん特製パンケーキ

 あま~い、うまーい

食後は快晴の中まったりボルダー。

林の中エリアへ移動、まずはアップでドンキー【6Q】

続いて、穴プーシェ【7Q】

そして


プーシェ【3Q】 Oぽんが一撃 続いてトライするU子さん

スラプーシェ【6Q】をやり、プーシェ岩を制覇。

昼食をとる為一度、テン場へ戻り、崩壊エリアへ向かうが混んでいたので、誰もいなかったビクターへ向かう。

去年、落とせなかったサブウェイ【3Q】をトライするも中盤のクロスからの遠い右手がとれず敗退・・

仕方ないのでコンケーブ【3Q】を触る。(こちらも去年敗退)

去年は左のリップ取りが出来なかったが二日酔いのせいか、スタティックに留めることができ、まさかの完登

帰りは佐久のデカ盛りそば屋で普通盛りのそばを喰らった。

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2014/ 5/3(土)~4(日) 白馬岳 2932.2m 大雪渓 ピストン

白馬岳 2932.2m  大雪渓 ピストン  5月3日(土)~4日(日)

メンバー:石倉(L),中川、野田、小山

行程:5月3日(土)  上尾 4:40→東松山IC→長野IC→白馬→猿倉駐車場→猿倉10:20→白馬尻11:35 →テント設営12:30終了 →(テント泊)

5月4日(日)  白馬尻5:30→大雪渓→白馬岳頂上11:10→大雪渓 yamayuri 12:20→白馬尻13:00(テント撤収)2:00→猿倉2:45→長野 IC 4:10→上尾9:30

昨年に引き続き白馬岳が春合宿地に選ばれた。白馬主稜を目指す宮崎party 5名、白馬大池廻りの瀬下party 3名、山スキー 内海party 5名、 大雪渓をピストンの石倉party 4名・・・17名 参加4 party。

幸いにも 5月4日(日)は、風もなく快晴の良い天候に恵まれたことで 限られた1泊2日という日程で、『大雪渓をピストンコース』で無事に登頂を果たし下山 出来たことは、まさに白馬の天候に大感謝。・・・とは言え、このゴールデンウイーク中に各地の山で起きた遭難・滑落の事故が相次ぎ不幸なニュースが下界では伝えられていた。その中の一つ 白馬 大雪渓で起きた滑落事故・・・白い雪の斜面に生々しく血痕が転々と・・・・惨事を伺わせる状況に遭遇・・・

5月3日(土)

早朝 上尾 4:40出発、途中 野田さん、東松山で中川さんをピックアップ、関越道 甘楽 6:20にて 宮崎パテイーと合流、ゴールデンウイークの週末ではあったが順調に関越道を走り白馬に8:30到着。猿倉の上のほうの駐車場はすでに満車。その下の駐車場に停め準備にかかる。
白馬尻まで順調に約1時間ちょっとで到着。テント設営を終了する頃、天気が急変し1:00頃から雨が降り出した。5:30に各自で用意した夕食を頂く。ちなみに yamayuri の夕食はカレーうどん。天候はだんだん悪くなり風が強くなった。木立の間を抜けてくる風が・・・あっちからこっちから・・・テントを押してくる。明日の天気をちょっと気にかけながらも 心地よく飲み ”夜の白馬雪上の宴”を楽しみ ・・・9時過ぎには 就寝。

5月4日(日)

起床 4:00 出発 5:30 昨夜は風が強かったようだが・・・ほろ酔い酒のお陰でグッスリと安眠♪・・・もしかしたら そうじゃなかったかも? この春初めての”花粉症” 発生!クシャミが止まらない!・・・薬を飲んでいるにも関わらずクシャミ 勃発!どうにもヒドイ!・・・でもその薬のお陰でよく眠れたのかも?

支度を整え5:30に出発。空は真っ青!大雪渓のデブリは昨年を比べると今年はそんなに大きくなかったが、時々 山の斜面を小石がコロコロと飛んで落ちていった。野田さんは、初めての待望の白馬岳とのこと♪   残念なことに中川さんは体調が悪く途中で引き返した。石倉、野田、yamayuri 大雪渓を一歩一歩上って行く・・・絵になる素晴らしい素敵な光景でしょ♪

6:00頃 山頂の白馬小屋の上を ヘリコプターが旋回しているのを見た・・・「食料の荷揚げかしら」と思っていた。さらに上り急斜面に差し掛かるところで 下山をする登山者と行き交い、「滑落事故が有りアイゼン、ピッケルが散乱していて、血痕があっちこっちに・・・」と滑落状況を伝えてくれた。暫く急斜面を上って行くと・・・その惨事現場に差し掛かった・・・横目でチラッと見ながら通り過ぎた。昨日小屋に泊まった登山者が 「昨日の午後の登り途中、天候が急変!雨からミゾレになり・・・頂上付近でホワイトアウトになり何も見えず・・・とても怖い思いをした・・・」と 「急変する天候の怖さ」を話してくれた。今回、事故で亡くなった方も、山スキーで大雪渓を滑って・・・滑落したとのことだった。

2006年・・・8年前の春合宿の時に yamayuriも 山スキーで上り、大雪渓をスキーで滑って下りたことを思い起こした。早朝の大雪渓、頂上付近はアイスバーン! 氷の斜面そのものだ!滑落したら 止まることもままならず滑り落ちてしまう・・・緊張しながら滑って下りたことが蘇った・・・ゼッタイに止まらない!

 

白馬岳 2932.2m  11:10 無事 頂上登頂。歩行時間 6時間

頂上から主稜を登ってくるパーテイを覗き込んで見た。大勢の登山者が下で待機。宮崎party もそぐそこにいるようだった。石倉さん、野田さんはその名の通りピストンで 先に下山。yamayuriは、尻セードで下山するのでその準備を整えるため白馬小屋に立ち寄った。まもなく宮崎partyが無事に登頂。一緒に記念の写真を撮って 宮崎partyは下山。

yamayuriは 12:20尻セードで下山。小屋を出て急斜面でまずは テスト走行。もちろんピッケル、アイゼンのブレーキをきかしながら尻セード用のパッドで滑った。 今回 尻セードでの下降は、スキーと同じくらい ダイナミックで エキサイテイング・・・ちょっと危険だけど ・・・醍醐味を超満喫♪

・・・とは言え、一言ご忠告!尻セードの急斜面は気をつけないと・・・滑落と同じようにスピードが出て止まらなくなります!スキー や ソリ でスピードをコントロール出来る経験があったり、ピッケルで滑落停止の経験がある方のみに限ります!

無事にテント場に一足遅れて1:00帰還♪  ・・・40分で下山したことになる♪ ・・・歩行時間ならぬ 尻セード下山、 爽快な写真がないのが残念♪

テントを撤収。2:00 ・・・さようなら 白馬 ありがとう・・・また 来れるかな~~・・・と思いながら下山。長野IC 4:10 軽井沢あたりで補修工事 による片側通行の影響の渋滞があっただけで、心配したゴールデンウイークの渋滞もなく無事に上尾に9:30 到着。走行時間は 順調な5時間ちょっとだった。 OACの山行ならばこそ、 雪山の白馬岳に登れることに感謝しています。リーダー石倉さん、メンバーの皆様 ありがとうございました♪

 

 

 

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2014/5/2~5/5焼山北面台地 山スキー(年に一度だから不安・・・)

2014 5/2~5/5焼山北面台地

日時:5/2夜発~5/5

メンバー:U海(CL)Y田 O田(レポ) K保 W辺

タイム:2日東松山P22:00出発→笹倉温泉キャンンプ場26:00着

3日キャンプ場駐車場7:30→アマナ平11:20→BC設営地点13:30

4日BC7:50→8:50小休止→2000m付近デポ地10:50→焼山頂上→

15:08デポ地点回収→ドロップイン15:28→BC着16:07

5日BC発7:20→駐車場11:00→11:30笹倉温泉12:30→道の駅能生

13:15→名立谷浜SA14:20→21:00東松山

 

気が付くと今年も4月になっている、今シーズンも未だスキーをやって無い事を思い出して、慌てみるが既にゲレンデは終了モード(汗)
今年もぶっつけ本番で山スキーかと思いつつ、U海さんに春合宿のプランを聞いてみると私でも行けそうなルートを選んでくれる事になったので参加を志願する。

東松山で最終ピックアップを10:00に済ませ一路笹倉温泉へと車を走らせる。GWの渋滞が不安で更埴JCTを過ぎるまではノンストップで走らせ26:00チョット過ぎに到着テントを張って仮眠Zzzz

日焼け止めを塗らないと大変なことに(汗)

一日目 7:00起床
各自装備を整え出発。K保さんは唯一のボード参加なので装備が嵩張り重そう(汗)つづら折れの林道の登り出しはツボ足だが、しばらくしてシール歩行に切り替えられて高度を稼ぐ事が出来てホッとする。しかしK保さんはボードの為、登りは全ての装備を背負っての行動になる。かなり辛そうでボードを持とうかと声を掛けるも、自分で持ちますと言い切り言葉通りテント場まで担ぎ通す!!トータルウェイトで20キロ以上あっただろうに笑顔を絶やさずに登った姿には敬服します。出だしは天気が割りと良かったが途中からガスってホワイトアウト(涙)W辺さんのGPS頼りの登りになる、更に何箇所かシール登高では厳しく、外してツボ足もありましたが何とかテン場へ到着。明日快適に滑るだろうバーン(結構苦労しながら登る斜面)を見た後にテント設営をして水作りもひと段落したら、楽しい飲酒タイム!!、Y田さんのナカナカ無い経験を聞きながらお酒が進み。撃沈寸前でU海さん特性の手巻き寿司を堪能して(何故か一本メッチャわさび効いたのありました!! 何故ですかねぇK保さん~)あがりのお茶を頂いたらZzzzz

 

旅館焼山

 

二日目登り出し

余裕のY田さん

同じく余裕のW辺さん

2000mデポ地点

頂上!

頂上2♪

 

 

 

 

 

二日目
昨晩は曇りでパラパラしていたくらいなので、天気が不安だったがU海さんがラジオから取った天気図の予報通り朝から快晴に全員、鮭雑炊の朝食を摂り、スキー組はシール装着して登高、ボードのK保さんはアイゼンでボードを背負っての登高になるので一番大変そう、途中ライチョウの調査で入山していた一行とすれ違う。割と近そうに見えていた斜面だが、標高差1100mが改めてキツク感じる私を含め何名かが此処が自分のピークと言って早くもドロップインしたくなるが、U海さんに上手く宥められ煽てらて登り続けていると、時折風に載って硫黄の臭いが鼻にとどく。さすが活火山の焼山!上部途中のトラバースと登高で安全の為ロープも出して若干時間がかかるが、無事全員で焼山頂上に登頂!!
風が強いので記念撮影も早々にデポしている。傾斜がきつくなった2000m付近に板の回収に向かう、下降も安全の為ロープを出して板を回収したら、お楽しみの滑走タイム!!
U海さんW辺さんは今年10回以上の山スキー滑走数だし、Y田さんは北海道出身なので3名は、お気楽お楽しみ滑走モードです。U海さん先頭でW辺さんY田さんとドロップイン、その後にK保さん最後に自分(汗)
自分は去年山スキー一回行っただけ、K保さんに至っては2年ぶりのボード果たしてどうなるかと思ったが、まるでゲレンデのような広大なバーンと適度な斜度のお陰で滑り出しはギクシャクしましたが、段々と勘も戻って終盤には、どうにかこうにか形にはなりました。U海さんW辺さんY田さんは安定した滑りで難なくテント場へ帰着、私とK保さんは何度か雪と戯れながらテント場へ帰着(汗)
付いて板を脱ぐとU海さんW辺さんが冷やしていたビールを廻してくれたので皆で頂く。渇いた喉と心地良い疲労感に包まれた身体に染み渡り

「うまーいっ!!」と思わず叫んでしまう。
その後雪面を掘って椅子とテーブルを作り、みんなで登って滑り降りてきた頂上と斜面を見ながら居酒屋タイムと夕食の下ごしらえ。18:00過ぎ迄呑み、寒くなって夕食の準備も整ったらテントへ撤収して夕食。
フリーズドライのグリーンカレーとU海さんお手製ポテトサラダを美味しく頂き、食後のお茶を飲んだら21:00就寝。夜は一時止んだが、風が強くゴオゴオという音が気になり浅い眠りになる。

 

 

 

 

*頂上直下周辺には雪は無く岩稜帯の登りでしたプラブーにアイゼンでの岩稜帯の登りは歩き難い

ヒャッハー!!

楽しすぎ~♪

斜面途中からですが、こんな所滑りました!

 

誰も居ないので自分達だけ~

ヒャッハー!

 

 

 

 

 

 

一年振りだけどヤッパリ楽すぃぃ~

 

 

 

 

三日目
朝から雨模様で風も強い。餅入り棒ラーメンを食べてテント内でパッキングを済ませ、ハードシェルを着込みブーツを履いて外に出ると予想通りの風と雨(涙)テントを飛ばされ無い様に回収して出発。途中途中でGPSで進路確認をしつつ慎重に滑走しながら下山。ボードの為スケーティングが出来無いので、平坦になると進めなくなるK保さんが苦戦。尚且つ連日の歩きで両足踵に靴擦れが出来ていたのでボード操作も辛そう(涙)ストックを使いつつ何とか滑走しながら降りると段々と林道となり、雪も途絶えて歩きが増えて行く、最後は板を脱いでブーツでのギクシャクした歩きをこなしたら登山道入り口に到着。
車で2分の笹倉温泉で汗を流した後、昼食で道の駅にて蟹を堪能しようとするも満員御礼状態で、桶に蟹を入れて歩き回り、車のそばや軒下で食べている蟹食難民状態の人達を見て敗退。能生駅近辺で探すもGW期間中の為か準備中ばかり、Y田さんが道の駅で購入した刺身用ほたるいかを車内で廻し食べしながら北陸道SAで昼食とお土産購入して帰路に着く。途中通行止めや工事渋滞で時間がかかりましたが無事東松山に21:00到着解散。

U海さんには山行計画に食事計画と細々した手配をしていただき、ありがとうございます。W辺さん山崎18年にプレモル御馳走様です。Y田さん面白い話沢山ありがとうございます。K保さん相変わらずの大量のお菓子とおつまみご馳走様です。手巻き寿司もね
初めての泊りでの山スキーでしたが登高中と滑走中の天気にも恵まれて楽しめて、特に滑走は最後だったので自分達だけで斜面を独占して最高の気分でした。季節的にもクライミングに移行しないといけないのに未練が残り相当ヤバイです(汗)

滑り終わった後のビールは美味しかった

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2014/4/ 27(日) 至仏山 2228m 山スキー

メンバー:OAC 石倉、田中、藤森、中川、野田、朝香、望月、橋本、髙野、川村、内海、yamayuri

4月27日(日)

午前3時40分 北浦和に由美子さんを迎えに行く。OAC 12名が至仏山を目指す。そのうち山スキーは、内海さんとやまゆりの2名。風もなく暖かな至仏山だった。上尾で車を乗り換え東松山集合場所に向かった。順調に関越を走り尾瀬戸倉に到着。鳩待峠の駐車場はすでに満車!下の駐車場に車を停め準備して shuttleタクシーで鳩待峠に上がった。

久々の至仏山の山スキー・・・あまりに人のおおいいのにビックリした。午前8時30分 内海さんと快調に山スキーをはいて歩き始める。内海さんに迷惑をかけないように心がけていた矢先・・・途中でスキーのシールの留め金が外れてしまいどこかに落としてしまった。少し戻り行き交う人達に尋ねると・・・「もうちょっと先に落ちていたよ」と言って教えてくれた。良かった♪・・・留め金をゲット。内海さんがテーピングで山スキーを補強してくれました。石倉パーテイに追いつき、順調に追い越しをかけた。”うさぎ” と ”かめ” の追いかけっこ・・・もちろん 私たちは ”うさぎ”・・・だれも何も言っていない!勝手に決めてるけど(笑)

至仏山山頂 2228m 10時45分 無事登頂。山頂に溢れるばかりの人達でいっぱいだった。超ビックリ! 2008年に山スキーで至仏山に登ったときには こんなに混んでいなかった。6年前~

春霞のなかに燧岳が見えた。”由美子ちゃん 独身最後の 春山山行♪ ”・・・「おめでとう」 素晴らしい思い出になったことと思います。 温かい天気に恵まれ 残雪の至仏山を楽しみました。頂上から皆に見送られて滑った。とりあえず無事に山スキーを楽しみました。

 

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2014/4/27 期間限定の至仏山

メンバー:11名

会長、U海、T中、N川、A香、K村、K山、F森、T野、H本、M月、N田

日程:平成26年4月27日 日曜日

タイムスケジュール:鳩待峠 8:15

オヤマ沢田代 10:05

至仏山山頂 11:10着 12:00発

鳩待峠 13:00着

行動時間:4時間45分(内休憩時間1時間25分)

 

残雪期の至仏山登山は、植生保護のため期間限定で入山可能となります。

今年は、4月24日~5月6日までの13日間!その貴重な期間に行って来ました。

山頂の写真には雪は写っていませんが、そこだけは雪が全くありませんでしたが、他はたっぷりの雪でおおわれ山頂からは沢山のスキーヤーやボーダーが広い斜面を気持ちよさそうに滑り降りていました。

関越自動車沼田インターを降り戸倉の駐車場に車を止めバスで鳩待峠へ向かいます。

写真では除雪されていて雪はありませんが、山ノ鼻へ降りていく入口は3メートル近い雪に埋もれていました。

さて、今回は登山チーム10名、スキーチーム2名

お天気にも恵まれ、まさにハイキング!!

急登も無く、なだらかな雪の上をのんびり楽しく歩きました。

途中、こんな素晴らしい景色に惚れ惚れ♡

オヤマ沢田代を過ぎ小至仏山登頂チームと至仏山直行チームに別れ進みます。

チーム小至仏

チーム至仏

最終目的地である至仏山山頂では50分のお昼休憩をとりスキーチームを見送り下山。

登山チームもスキーチームも

あっ!という間に登り、あっ!という間の下山でしたが短い期間しか入れない貴重な雪の至仏山を楽しむことが出来ました。

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2014/5/3-4 体力勝負の白馬主稜

日時       2014年5月3-4日
メンバー (CL)M崎、H野、I村、F森、T中(記録)
タイム    5時10分白馬尻出発⇒11時15分白馬山頂⇒12時50分白馬尻戻り

白馬主稜コースは、標高1550mの白馬尻から、八峰の雪稜ピークを経由し2932mの白馬岳山頂にダイレクトに登頂する。単純標高差は1400m。白馬尻から白馬岳山頂までの平面直線距離は2500m程度しかないため、平均30度程度の急登となる。(白馬大雪渓は平均17度)白馬岳は自分が初めて登った北アルプスの山であり、OAC入会したときいつかは主稜から登頂したいと目標に定めていた。

●スタートの遅れ
3時起床、4時半スタートの予定だったが、朝食、水準備に時間を要し、スタートは5時10分となった。天候は快晴。3時起床時点で2組ほど出発しており、5時に主稜を見上げると登山者の行列が見えた。予定時間の遅れから準備に焦りがでて、装着したスリングの垂れ下がり、頭にヘッドランプつけっぱなしと我ながら見苦しい。朝の出発は自分で自分の装備に間違いがないか、不具合がないかをチェックできるようにしておきたい。

主稜パーティ出発前。ヘッドランプつけっぱなし、スリング垂れ下がりなど要チェック。

●岩稜帯で順番待ち
白馬尻から八峰の取り付きまではなだらかな雪面。早朝の日差しが反射してまぶしい。見上げると先行している登山者が行列をなして登っている。トレースというよりもステップが階段状にできており少々急だが、スノーハイクといえないこともない。八峰の下部、7峰か8峰あたりは岩稜がむき出しになっており、ブッシュ、岩場を通過する。先行パーティがなぜか、フィックスロープを張ってブッシュ帯を下降しており、ここで渋滞が発生した。ただこれ以外は目立った渋滞はなかった。

だんだん斜度が増してくる。それでも快晴のもと、気分爽快。

●次々に現れるナイフリッジ
5峰あたりからナイフリッジの連続となった。トレースはあるもののピッケルもシャフトではなくピックを使うことが多くなり、急登に息が上がる。ピークを越えると左右は切れおちたナイフリッジ。風もないのでナイフリッジを通過するのも楽しい。山頂に目を向けると続く山頂へ続く主稜、振り返るとうねうねと続く雪稜。自分が主稜を登っていると実感した瞬間だった。

振り返るとコブコブの雪稜にトレースが見える。

●雪稜のテント跡は3か所
ヤマレコや雑誌にも載っていたが、主稜コース上にもテント設営が可能の様だ。実際今回も3か所のテント跡を見た。雪稜上のテント泊はそれなりに面白いだろうが、風がふいたらどうするのだろうと少々心配になった。厳冬期の雪稜をテント装備で登る訓練にはなると思ったが。

ナイフリッジの上を歩くI村さん。

●山頂直下の雪壁はロープなし
主稜の最大の難所は山頂直下の雪壁とされている。写真では垂直に見えるような雪壁。実際には60度の斜面だった。他のパーティがロープを3か所ほど張っており、山頂直下は大渋滞。トランシーバーを持ったリーダーらしき人が1人ずつ確保して登らせているようだ。一方で、その横をロープなしの登山者が次々と登っていた。M崎さんが雪壁の状態、それまでの全員の登り方を見たうえで、ロープなしで行けると判断、我々5人はピッケルだけで雪壁をクリア。11時15分に全員無事白馬主稜登頂を果たした。

山頂直下、雪面登攀訓練の様相を呈している。写真上部が白馬岳山頂

●総括
M崎リーダーの年齢を感じさせない体力、脚力できついコースの中、パーティを引っ張ってもらった。また、体調不調者が発生すると付添い体調を伺いながら、 最後はいいタイムで登頂することができた。山行計画作成、夕食朝食の食事当番、さらにリーダーと全て面でM崎さんに感謝感謝の山行だった。

全員主稜登頂しました!

今回の山行の○
念願の白馬主稜を快晴、微風のもとに登頂できたこと。危険な個所もなく、ヒヤリハットもなかった。体力勝負だが、アイゼン、ピッケルワーク、雪山経験を身に着けたら、OAC全員のメンバーにチャレンジしてほしいコースと思う。

今回の山行の×
体調不良のメンバーが二人でたこと。エスケープルートがない中での体調不良は、進退窮まる場面が発生する。二名とも休むことで体調を回復し事なきを得た。かく言う筆者も腰痛ベルトを巻いての山行であり、決して誉められた体調ではなかった。自戒の意味も込め、前日、出発前のメンバーお互いの体調チェック、本人自身の体調管理を肝に銘じたい。

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