2016/7/31 天覧山岩登り講習(セルフレスキュー)

【メンバー(敬称略)】清水、三浦、朝香(文責)、その他13人(山岳ガイドを含む)
【宿泊】なし
【アクセス】飯能市民会館前の駐車場から歩いて15分
【天気】晴れ
【総行程時間】6時間(岩場での訓練時間)
【アクセス】飯能市民会館(09:00)→天覧山岩場(09:30~15:00)→飯能市民会館(15:30)
【目的】埼玉県遭難対策委員会主催の講習会で、基本的なロープワークと、岩場などの急斜面を想定したレスキューについて講義と訓練を行った。

【必要装備】
・共同装備:
20mザイル(8mmを1チームで1本)
・個人装備:
ヘルメット、ハーネス、エイトカン、ATC、安全環付カラビナ2枚(1枚はHMS型カラビナ)、カラビナ2枚、テープスリング120cm1本(もしくは150mm)、60cm2本、ロープスリング30cm1本、グローブ(革製)、クイックドロー(必須ではない。簡易ハーネスとともに使い、簡単な鎖場などを想定したときにセルフビレイとしして使用)

【感想・反省】
久しぶりの岩場での訓練になりました。基本的なロープワークを
忘れてしまい多少手古摺りましたが、最終的には思い出し実践することができました。
定期的な訓練もしくは講習が必要だと実感しました。
教鞭をとっていただいた山岳ガイドの方が最後におっしゃった言葉で
「レスキューで覚えたこと、たとえばロープワーク、救助方法などは、100%
できて当たり前になります。もし山で要救助者がいた場合、救助に1%でも
不安があった場合は、無理に今日ならったことを使用せず、救援を呼ぶのが
最善です。」
とのことでした。まずは日々の訓練、最低でも自分自身のセルフレスキューができる
くらいにはならないと、そう考えさせられました。

【本文】
岩場講習の基本的な流れは以下になります(予定表に基づく)。
講義①フリクションヒッチ用スリングの作り方(芯抜き)と強度(外皮と中芯)に
対する注意(09:30~10:00)
講義②フリクションヒッチの作り方と効果(10:00~10:30)
講義③レスキューの心得と実施の条件(10:30~11:00)
実技①簡易ハーネスの作り方(11:00~11:30 各自昼食)
実技②引き下し(11:30~12:00)
実技③引き上げ時の事故現場への移動(12:00~13:00)
実技④急斜面での引き上げ(13:00~14:00)
搬送①搬送準備・背負い搬送
搬送②搬送開始・救助者の安全確保
以下に詳細について記載しました。説明につかった図は山と渓谷社の「登山技術全書⑪ セルフレスキュー」からの出典になります(全12巻です。みなさん買いましょう)。

講義①について
レスキューに必要なロープの構成についての講義。
ザイル内部の構成としては、内芯部と外皮にわかれ、それぞれの強度が50%と考えるとのことでした。
例えば、8mmのロープでは、強度的には2tトラックを静止状態でつるすことができるため、芯部で1t、外皮で1tを支えることができる(計算上)とのことです。極論としては、外皮がめくれていても、計算上は使えるとのことです(使用するしかない状況になった場合に限りますが)。

図1 ザイルの構成

図1 ザイルの構成

講義②について、
用意した20mロープを木と岩のアンカー部に結び、フリクションヒッチの作り方を
学びました。基本的な結びとして学んだことは、プルージック、ブリッジプルージック、マッシャーノット。
それぞれの効果と使う場面についての講義がありました。山岳ガイドの方がお勧めしていたのはマッシャーノットでした(応用が効くとのこと)。

フリクションヒッチの実施訓練

フリクションヒッチの実施訓練

マッシャーノットの実施訓練

マッシャーノットの実施訓練

マッシャーノットを使っての懸垂下降中の制動について

マッシャーノットを使っての懸垂下降中の制動について

図2 フリクションノットの一覧

図2 フリクションノットの一覧

因みに、図2のオートブロックノットがマッシャーノットになります。米国と欧州で呼び名が違います。呼び名は統一してほしいな。。。

講義③レスキューの心得について
①救助者自身の安全確保
②レスキューするための装備と技術が身についているかどうか
③他の協力が得られるか
などを、その場の状況について各自判断することを学びました。

実技①簡易ハーネスの作成については、ウエストベルト、チェストハーネスを学びました。
使用するスリングは120cmテープスリング1本と安全環付カラビナ1枚。できれば幅広がよいとのことです。私のおなかには150cmがちょうど良いかな。。
ウエストハーネスについては、必ずウエストの締まった部分につけるとのことでした。落下したときに抜けてしまうとのことなので。これは汎用ハーネスにもいえることで、実際に事故もあったそうです。因みにウエストベルトの作り方はチェストハーネスを腰に置き換えて作れます。

図3 簡易ハーネスの作り方(チェストハーネス)

図3 簡易ハーネスの作り方(チェストハーネス)

実技②要救助者の引きおろし、および救助者との同時下降について
これについては、まず実演で山岳ガイドの方が要救助者と一緒の懸垂下降をみせていただきました。講習者はエイトカンの使用方法、安全環カラビナ(HMS型)とムンターヒッチ(半マスト)の結び方と使用方法を確認し、その後、救助者と要救助者にわかれて、懸垂下降を実施しています(3チームに分かれて行う)。また懸垂下降途中での要救助者と救助者の入れ替え(岩場で支点がとれないような悪環境を想定)も合わせて行っています。訓練に使用する結びは半マストメインで行っています(図4)。
訓練内容としては、要救助者の場所まで懸垂下降(半マスト)で降りたあと、救助者(自分)と要救助者を誘導スリング(120cm)でつなぎます(図5)。このスリングによって、お互いの位置を自由に変えることできるため、様々な状況に対応することができます。その後一緒に懸垂下降して安全な場所までおりています(図5上はデイジーチェーンを使っていますが、実技ではスリングになります)。

エイトカンの使用方法を確認

エイトカンの使用方法を確認

3チームに分かれての実施訓練

3チームに分かれての実施訓練

図4 ムンターヒッチ(半マスト)の結び方

図4 ムンターヒッチ(半マスト)の結び方

図5 要救助者と救助者の位置と誘導スリングの掛け方

図5 要救助者と救助者の位置と誘導スリングの掛け方

実技③④事故現場を想定し、その場でザイル支点を構築。要救助者まで救助者が
懸垂下降、要救助者の安全確保と引き上げの準備を行います。その後要救助者を引き上げを行いますが、ウエイト分散として1/2ライジングシステムをつかって引き上げます。

半マストを使っての懸垂下降の練習

半マストを使っての懸垂下降と準備

要救助者と救助者に分かれて懸垂下降と救助の訓練

救助者が要救助者の安全を確保し、引き上げを行う訓練

ざっくりした流れですが、
・救助者はセルフビレイをとったあと、支点となる木にザイルを固定。
・要救助者までのざっくりとした距離の分だけザイルの長さを測る。
・このザイルを要救助者まで投げるのですが、投げたあとの端は別の支点に固定。
・救助者は半マストで懸垂下降。
・要救助者のところまで降りたら、マッシャーノットで要救助者をメインザイルに固定。
・その後、救助者はプルージックノットで登り返し。
・登り返したあと、ザイルを半マストで固定し、要救助者を引き上げ(この時点で1/2ライジングシステムができている)
・引き上げるにあたり、救援が呼べる場合は手伝ってもらいザイルを引く。
以上になります。うーん、言葉で伝えるのはむずかしい。。イメージは図6のように「V」字型になった状態で、要救助者を引き上げるシステムです。訓練中は図中の「D」部に半マストで結び、引き上げをおこなっています。

図6 1:2ライジングシステム

図6 1:2ライジングシステム

搬送①ザイル、もしくはザックを用いた搬送方法を山岳ガイドの方が実演。その後に講習者が実施しました。
どれを使うかは個人の感覚とのことでしたが、概ねザックを使うのがよさそうでした(+トレッキングポール)。これは個人的な感想ですが。

搬送法①ザイルを使用

搬送法①ザイルを使用

搬送法②ザックを使用

搬送法②ザックを使用

搬送②①で行った搬送準備後、要救助者を運びますが、これは個人の力量にあわせて運びます。例えば、1人が10分間担いだら次の人が10分担ぐのではなく、体力がある人ががんばり、体力がない人は、体力を消耗するまで頑張るのではなく、次々とかわるがわる進めていく。
それによって、スピーディに下山するとのことです。因みに、登山道などでは、担架のような搬送は逆に危ないため(そんなに広い幅はないので)、基本は個人で運ぶとのことでした。

【まとめ】
・とにかくロープ結びとフリクションヒッチは頭ではなく手に覚えさせる。
・ライジングシステムは1/3、1/5、1/6,1/7とあるみたいですが、まずは1/2システムを覚えておく。
・半マスト、マッシャーノット、プルージックについて使用頻度が高い(もちろん、エイトノットも)
以上になります。

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2016/6/19 戸隠山

【メンバー(敬称略)】
石倉 吉川 大江 小薬
【宿泊】 前泊
【アクセス】車:関越自動車道→長野道→戸隠山奥社入口(駐車場)
【天気】 晴れ
【総行程時間】7時間50分
【単純標高差・距離】 標高差:734m 歩行距離:11.2km

6:10 奥社入口 →6:50 奥社→7:50百間長屋 → 9:00 八方睨 → 9:25 戸隠山→11:40一不動避難小屋→14:00奥社入口(下山)

【目的】 縦走(岩登り)
【本文】戸隠を登るのは7年ぶりぐらいになります。昔は良く来た山で好きな山域です。前夜上尾から来て、駐車場の端でテント泊。朝一番の出発でしたが、もう既にたくさんの観光客が杉並木の参道を奥社に向かって歩いていました。戸隠神社奥社がパワースポットとも言われ、人気の程がうかがえました。

奥社に向かう参道の杉並木

奥社に向かう参道の杉並木

奥社で安全登山の祈願をする。ちょうど後ろから20人ちょっとのツアー登山らしき団体が登って来たので、先に行かせてもらう。

奥社

奥社

登山口は社務所の裏側にあり、登山道はいきなりの急斜面で始まる。尾根に出てからは尾根伝いに行くと、五十間長屋そして百間長屋に着く。
ここでヘルメットをつける。ロープも持ってきたのでその辺の話をする。核心部の蟻ノ塔渡は、過去雪の時期ではロープを使ったが夏場はいつも使った事は無かった。今回女性が二名いたので念のためロープを持って来ていた。

五十間長屋

五十間長屋

百閒長屋

百閒長屋

岩場・クサリ場が続き、核心部の蟻ノ塔渡到着。
ちょうど12名ぐらいの団体が先にいて、ガイドらしき人がロープをフィックスしていた。我々は4名だったので先に行ってくださいと言われた。後ろから別の20人ちょっとの団体も続いていたので先に行かせてもらった。
左右がスパット切れた岩稜を、三点確保をしっかりと歩行する。表妙義を思い出しながら同じような岩質の岩稜を、ロープは使わないで四つん這いになり緊張の連続で通過した。

蟻ノ塔渡①

蟻ノ塔渡①

蟻ノ塔渡②

蟻ノ塔渡②

蟻ノ塔渡③

蟻ノ塔渡③

上から見た蟻ノ塔渡①

上から見た蟻ノ塔渡①

上から見た蟻ノ塔渡②

上から見た蟻ノ塔渡②

八方睨に到着しホットしたところで休憩する。
その後戸隠山に登り、一不動から戸隠牧場に下った。

八方睨で記念写真

八方睨で記念写真

遠くから見た蟻ノ塔渡

遠くから見た蟻ノ塔渡

戸隠山山頂で記念写真

戸隠山山頂で記念写真

当日の天気はくもり時々晴れ、戸隠牧場に下りたとたんに雨に降られた。
今回は、二つのツアー登山らしき団体35名ぐらいと他に一般の登山者10名ぐらいと会ったが、二つの団体ともにロープ使用で全員ヘルメット着用、一般の登山者の方はヘルメットはあまり付けてなかったようでした。
今日は戸隠神社奥社とスリル満点の登山が楽しめ、全員満足のいく一日でした。

戸隠山地図

戸隠山地図

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2016/7/2-3 読図、アクシデント対応講習・研修会

講師:S藤さん(埼玉県岳連) 参加者:20名、うちOACからはI会長(2日のみ)、H間さん、Y松。 その他スタッフ:3名

埼玉県岳連主催で「読図とアクシデント対応を実地で行う」という講習会があるとのことで、苦手な地図読みを克服したいと思い参加した。

内容をみると地図読み(昼間の読図および夜間の読図による現在地の特定)、ビバーク体験、負傷及び搬送体験、飯能日高消防署における遭難事故講演と、自分には学んでおく必要のあることばかり。

講習は飯能の東吾野にある虎秀アルパイン入門道場と周辺の山で行われた。

当日は猛暑日で10:00の開講式からうだるような暑さ。

2日間のスケジュールを確認後、早速今夜ナイトウォークで読図する地図をもとに基本的な地図の見方から。

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ツェルトを張ってみる。

ビバーク場所の状況、人数などにより様々な張り方を教わる。

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ツェルトの底を側面にすると天井は低いが出入りがラク。

雨対策に底の合わせは上側を被せる。(写真は逆)

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こんな風にも。

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ツェルトの収納は天井の左右の紐が袋の口側にくるようにする。

取り出す際に紐を持ち、左右に引けば飛ばされず、素早く広げられる。

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午後からは飯能日高消防署の山岳救助隊の方による講演。装備や救助システムなどのレアな話にみんな興味津々。質問も飛び交う。

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続いて救急医療。

怪我側の三角巾はわきの下に通して結ぶと手がブラブラし辛く安定する。

結び目が首の後ろだと痛いので少しずらす。

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三角巾がなければスーパーの袋の横を切って。

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三角巾をつかって足首を捻挫した時の固定。

靴底で踏む→足首の後ろでクロスして前に持っていき

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前でクロスさせ→先端をサイドに通して

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前で縛る。

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ストックを使って松葉杖を作る。

2本をテーピングする。ポイントはわきの下に当たるところが痛いので、分厚くしたタオルや、ペットボトルをつける。ストックのみよりかなり歩きやすい。

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ツェルトをつかって搬送。

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持つところにストックやタオルを入れて巻き、太くすると持ちやすい。

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ザックを使って搬送。

肩掛けを外し連結する。サイドにストックを入れると頭が落ちないので搬送される人がラク。

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腰紐で頭、腰、足がいい感じに押さえられる。

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7:00暗くなってきたのでナイトウォークへ。

地図と磁石を持ち目的地のユガテへ(途中まで)。

講師先導でルートは明かされずに歩く。

途中途中で現在地と思われる場所を特定し地図上に書き込む。

周りの景色が見渡せず、地図と実際の距離感もつかめてないのでさっぱりわからない。明日、明るい中で同じルートで登り答えあわせをする予定。

9:00下山。

早速、ツェルトを張りを実践し、楽しい懇親会後、初ビバークで就寝。

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おはようございます。

朝ごはんには講習場所を提供くださったO野さんお手製のお味噌汁が。二日酔いではないけどとても美味しい!

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昨夜と同じ要領ででユガテへ到着。正解のルートを見ながらみんなで答え合わせ。

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正解は福徳寺あたりで一度東に向ってから北北東へ。

夜はそのまま北北東へ向かっている。しかも実際に歩いた距離の倍は歩いた事になっていた。

昼間は周りの山や地形を目印にして特定していくことを教わりながら歩いたので修正しながらなんとか。

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下山途中で最後の講習。滑落者の引き上げ搬送を行う。

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2日間、盛りだくさんな内容で充実した講習会でした。山に行く上で起こりうることなので講習という場で体験しておけてよかったです。地図読みも半歩前進しました。

暑い中、熱心に教えてくださったS藤講はじめスタッフみなさまありがとうございました。

解散後はO野さん会に飛び入り参加。山菜をとってみんなで料理。みず、ヨモギ、ゆきのしたetc。シシ肉、シカ肉どれも絶品!ご馳走さまでした。

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2016/6/18 清掃登山(芦ヶ久保~丸山)

メンバー: S下、S木、Kさわ

9:20am 道の駅 芦ヶ久保
001
ここから出発です。

9:50am
002
しばらくは車道脇の歩道の清掃。
道の端っこには、たばこの吸殻が目立ちます。 また、お菓子の袋、コンビニ弁当のパックや食べかけのおにぎり。。。 この40分ほどで沢山のゴミを拾いました。

10:40am
003
登山道に入ってしばらくは沢添いの涼しい樹林帯を行きます。
水がとってもキレイで、靴を脱いで入りたい衝動に駆られるKさわ。。。

11:25am 大野峠先の小ピークにて
004
向かいの丘には、電波塔とにょろにょろのハイキングコース?が。。。
ここでちょっと一休み♪ 今日は予想最高気温30℃。さすがに日向は暑いです;
それにしても、山道に入ってからは全くゴミが無ぁ~い。

11:55am 丸山山頂
006
宝くじの収益金で建てられた展望台から、ピラミッドのような武甲山をバックに。

暑いので木陰でお昼ゴハン。S下さんご持参(自家製)のピリ辛きゅうり漬けが美味しかった! やはり、山で ”野菜” は良いですね~
20分間の休憩の予定が、話に花が咲き、30分以上費やす; ま、今日は時間に余裕があるのでぜんぜんOK (*^^*)

12:40 県民の森
008 009
ありがたき水場と真新しいTOILET。 中には入りませんでしたが、とてもキレイそう!

13:37 ?・・・ 行止まり?
010
獣害ネットだそうです;
「自由に通行できます」とは書いてあるものの、開け方が判らず暫し立ち往生する。

13:43
011
林を抜けると目の前に堂々たる武甲山。
そういえば・・・、”ブコーさん”っていう、頭が武甲山で体が和太鼓の残念な”ゆるキャラ”知ってます? なんて話をしていた矢先に。。。

いたー!!!
012 みんな大好き!ブコーさん。

それにしても、これはひどい。(横瀬のみなさまゴメンナサイ)が、しかし、見慣れてくると可愛いじゃないですか♪ うん。なかなか良いセンスです。 フジさん、ハルナさん、とか、いっぱい作れそう ?(^^;)

そして、民家の庭先で人懐こいイヌと戯れ。。。
白い服に足あとスタンプをいっぱい付けてもらい。。。

14:10 再び芦ヶ久保
013
大きなゴミが、こんなに沢山!

約99%は車道脇の歩道で拾ったもので、登山道で拾ったゴミは飴やおつまみの袋の切れ端や、指先ほどの小さなものばかり。基本とっても整備されて綺麗な道でした!

日陰は涼しかったものの、日向やアスファルトの上は暑くて暑くて、道の駅で恵みのコーヒーフロート(¥400)をいただきましたが物足りず、S下さんのコーラを分けてもらって尚、足りず、自販機でサイダー (~~;)。 オナカコワシソウ・・・

でも大丈夫なんだな。今のところ。。。

丸山から芦ヶ久保までは特に人気のハイキングコースらしく、ちびっこ連れのご家族や、ハイカーにたくさん会いましたが、休憩場所でも特に目立つゴミがなく、マナー意識の高さを感じました。

今回は、Kさわの飛び入り参加で仲間に入れていただき、ありがとうございました。
S下さん、S木さん、お疲れさまでした!

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2016/6/26 両神山八丁尾根

【メンバー(敬称略)】
石倉 大薗 奥村 その他埼玉県山岳連盟・個人会員(11名)朝香 (文責)
【宿泊】 なし
【アクセス】車:関越自動車道花園IC→140号→210号林道→上落合橋登山口(駐車場)
【天気】 曇り時々晴れ
【総行程時間】岩登り講習+清掃登山のため参考程度(下記記載)
【単純標高差・距離】 標高差:510m 歩行距離:5.4km

8:00 上落合橋登山口集合 →8:20 登山口出発→9:30八丁峠 → 12:40 東岳(お昼) → 17:20 上落合橋登山口(ピストン)

【目的】 岩登り講習と清掃登山に参加
【感想】 埼玉県山岳連盟・個人会員委員会の山行にOACから4名で参加しました。今回の山行は、岩登り講習と清掃登山を兼ねています。
八丁尾根は標高差500mくらいなのですが、私の想像以上に登り降りが激しく、おなかが出っ張った僕ドラえもんの私にはきつい山行でした(実際に参加者の中で私だけバテテしまいました。お恥ずかしい)。

【本文】当日の天気はくもり時々晴れ。
登っている途中で地図読みとロープワーク(ロープ・簡易ハーネス・スリング・カラビナなどを使用し、岩場の登下降・トラバース)の講習を行ないました。また清掃登山(ゴミ拾い)も行い、一日盛りだくさんの内容となりました。
ゴミは登山道にはほとんど落ちていなく、登山者のマナーの良さが感じられました。拾ったゴミは、登山口の駐車場周辺や途中の休憩場所周辺に少しだけ落ちていたものです。
時間の関係で東岳まで行って往路下山となりましたが、天気にも恵まれて充実した一日となりました

登山口の駐車場に8時集合

登山口の駐車場に8時集合

八丁峠

八丁峠

クサリ場①

クサリ場①

クサリ場②

クサリ場②

クサリ場③

クサリ場③

岩場での記念写真(撮影:石倉会長)

岩場での記念写真(撮影:石倉会長)

東岳での記念写真

東岳での記念写真

登山途中で拾ったゴミ

登山途中で拾ったゴミ

【反省】
バテテしまい、みなさんにご迷惑をおかけしました。
あとは岩場の経験を積むようにします。
この報告書をみている、そこのあなたも食べすぎ・飲みすぎにはご注意を。

【行程図】両神山(1/25000)

両神山行程図

両神山行程図

以上。

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2016/6/5 清掃登山(天覚山~大高山)

2016/6/5 清掃登山2016 天覚山~大高山

メンバー:
I倉、H卓、O竹、U海、T中、A香、Y田、Y松、O薗、T藤、T舘、Kさわ(記)

8:00am
西武秩父線 東吾野駅集合

予定では、①武蔵横手スタート ②吾野スタート の2チームに分かれ、天覚山山頂で合流でしたが、早朝から雨模様のため急きょスタート地点を変更し、全員で同じコース(東吾野~吾野)に。

8:15am ところが、出発前に雨が止んだっ!
001 電車組も到着し、全員そろって身支度。

8:30am
002 東吾野駅の裏側から入山です。

登山道に入る前の舗装された道で、たばこの吸殻・プラスチック片などが少々。
登山道に入ってからは、休憩場所に紙くずやビニールごみが少し目立つくらいで、量的には(予想通り)少ない。 と思ったら・・・ 分岐で尾根コースと沢沿いの直登コースの2グループに分かれ、Kさわ達は直登コースへ ⇒ 途中で車道に面した広くなった場所があり、車から捨てたと思われるガラス瓶や錆びて穴の開いた空き缶、ビニールごみ、更にはカッター・よく解らないプラスティック部品・針金・鉄板など、ごみ拾い放題♪ やったー! と、思いがけない収穫に、嬉しいやら悲しいやらで(- -;)

その後、天覚山山頂手前で尾根コースと合流し、両峰神社跡地の広場で休憩。

003 キュートな、おしり3兄弟

そろって何をのぞき込んでいるのかと思ったら、神社跡のあたりに、まるで貝塚のように茶色いガラス瓶の破片が。。。

天覚山山頂
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ハイキング気分で、みなさんとっても楽しそう♪

この時点で既に5kg近いガラス片は、この先持ち歩くのは困難かつ危険(ビニール袋に入れていたので)ということで、U海さんが一人で東吾野駅まで下してくれることに。
これだけ沢山拾ったので、もうピストンで戻っても良いんじゃない?との意見もチラホラ出ましたが。。。 ここは会長の一声!「大高山まで行くよ」と先頭を切って歩き出す。

006 今回のコース唯一の急登

大高山の登りで5~6名のハイカーとすれ違い、偉いねぇ~!と褒められ、ちょっと良い気分になる。

山頂
007 絶妙の重なり具合;
決して狙って撮ったわけではありません。。。

さて、誰でしょう?
008 009
しばらく履いていなかったというスニーカーが、大変なことに!
両足同時にソールがはがれ、テーピングで応急処置です。ごみ拾いに行って、ごみを生産する。まさに需要と供給。。。 なわけ無いか・・・(~~;)

010 いったん道路に出て、また登り返す。

ゴール直前
011 線路の下をくぐれば、吾野駅です。

ゴール!
012 013
雨上がりの蒸し暑い中、みなさんご苦労さまでした。

史上最強の晴れ女、O薗さんのおかげで、ぐずぐずだった天気予報をふっ飛ばし、ハイキング日和の楽しい1日となりました♪
ここから1駅、電車に乗ってU海さんの待つ東吾野駅へ Go ⇒

014 最後の一仕事

全員で、燃えるゴミ・燃えないゴミ・ガラス・缶類に分別。

015 016拾った缶類は殆どが錆びて穴が開いていたり、ビンも、見たことのないタイプ(このコーラ)だったり、きっとすごく古いものなんだろうな。。。
会長がまとめて持ち帰り、重さを量ってくれたところ、合計8,3kg でした。

天気予報に翻弄され、直前でのコース変更など色々とありましたが、参加者のみなさんのおかげで無事に使命を果たすことができました!ありがとうございます。

そしてまた来年も、どうぞ宜しく~

 

 

 

 

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2016/5/22 裏妙義木戸壁右カンテ

メンバー:I村さん(L)、Y松(記)

「マルチピッチのリード練習には裏妙義の木戸壁が易しくていいですよ」とI村さん。有難く同行していただく。

岩場の取り付きまでは裏妙義の国民宿舎から籠沢沿いの登山道を丁須の頭方面へ。木戸壁が迫ってきた地点を右手にいくと大きな岩室があり、その奥に取り付きがある。

わかりやすいとどの記録にも書いてあったのでその気になって行ったものの、発見した岩室の右奥の壁にはボルトがなく、取り付けるような感じではない。

しば~らく足場の悪い周りをぐるぐる。あきらめて10分くらい先に進んでみるとあった!

なんで他の人たちは最初に見る岩室に騙されないのか不思議だ。

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やっと見つけた取り付き点。

このルートは6Pでムーブは易しく、岩は脆いとある。4P目が核心とのことなのでリーダーに引き受けていただき1P目は私から。

リードで登ることはもちろん、ロープワークも確実にせねばと気を引き締める。

そうそう、岩が脆いから慎重に確かめてから力をかけることも忘れずにね!

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1P目:フェイスを直上。岩は立ってるがそれを感じないくらいホールドが豊富で快適。

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2P目:タドン状のホールドが沢山。抜けないか心配しながら掴むが意外と安定している。

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3P目:松の木テラスに向かってフェイスを直上。それにしてもドアノブのように掴みやすい岩だ。

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4P目:高度感抜群。でも安定して登れるので楽しい!(フォローゆえの余裕かも。)

 

5P目:カンテを登って草付きランぺを右上した中間支点までで区切る。通常はそのまま終了点まで登ることが多い。

さて、次はリーダーをビレイ。

「青あげてくださーい」の声にロープを引き上げる。必死に引き上げているのに、あれっ?? ロープがたるんでいく。

ガーン。青だけATCへ上下逆にセットしてしまった。

黄色だけで登ってきたリーダーに「追試ですね」と有難い一言をいただく。

 

6P目:フェイスをかぶった岩の基部まで登る。ここで登攀終了。

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振り返ると絶景が広がり息をのむ。

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12月に登った表妙義が見える。

景色に酔いしれながら休憩。昼食を忘れてきた私にリーダーがお手製サンドイッチを分けてくれた。

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名残惜しいが懸垂下降で下山開始。

でこぼこの岩にロープが引っかかるのはわかりきっているので、ロープを出しながら松の木テラスまで下降。 順調、順調。

でも、ドアノブのような岩は易々と見送ってはくれず、ロープを回収で引くとしっかりキャッチ。仕方なくビレイをしてリーダーが登ってひっかかったロープを解除。

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再び懸垂下降。

再びビレイをしてリーダーが登ってロープを解除。

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最後の1ピッチは懸垂下降のセットをして先に下降。

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ようやく最後にスムーズなロープ回収ができ終了。お疲れさまでした。

先月の初アルパインクライミングから今回3回目で初つるべ登攀。マルチピッチをしてるなぁと実感でき、印象深いクライミングになりました。段階を踏んで機会を与えていただき感謝の一言に尽きます。ロープワークを自主練して再試に望みます。

カテゴリー: 山行レポート | タグ: , , | 2016/5/22 裏妙義木戸壁右カンテ はコメントを受け付けていません

2016/05/14 子持山獅子岩(第2回外岩講習会)

講師:T田さん メンバー:M崎さん、I村さん、Y松(記)

今回は外岩講習会の2回目。前回古賀志でのマルチピッチ練習に続いてつづら岩を予定していたが、「このメンバーなら実践でしょ。獅子岩にしましょー」とT田リーダー。

2週間前二子中央稜で3Pセカンドデビューしたばかりの経験乏しい私には「上達には実践が近道。最悪引き上げますよ。」と頼もしいお言葉をいただき有難く参加。

 

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登山口から30分ほど歩くと標識あり。「この先危険」の方向へ足取り軽く進む一行。

 

 

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獅子岩基部に到着。大きな一反木綿のような岩。

先発はT田リーダーとY松。「基本私が全リードで途中できそうだったらY松さんリードしてみましょう」とT田リーダー。 M崎さんとI村さんはI村さんリードでスタート。

ペアーごとに事前写真を笑顔で取り合い、事後写真はもっと笑顔になっていることを期待して登攀開始。

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1P目:「スラブこわーい」という賑やかな声とは裏腹にスイスイ登っていくT田リーダー。

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さて私も登攀開始。細かいホールドとスタンス。「フォローだから大丈夫」と言い聞かせて体重を移していく。

終了点で背中のリュックも慎重にリーダーに移す「ありがとうございまーす」

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2P目:スラブが続く。手足不安定な状態で左足のハイステップにまごつく。「フォローなんだから思い切って」と反芻

 

3P目:後半右側に巨大な板状の岩。フレークというそうだ。

初対面のフレークにさて、どうするかと思ってると「レイバックで岩の外へでるか、外にでるのが怖かったらステミング」というリーダーの声が。

ステミング??岩の外にでるのは選択外とし、岩の中を見ると2段の階段状のスタンスを発見。その段を使い体を上げるのをきっかけにあとは突っ張りながら上がっていくとフレークの上にガバが。グイッと体を引き上げてフゥ~。

ムーブの名前と動きを知らないとせっかくのアドバイスも台無しと知る。

後続のM崎さんのムーブを見て勉強させてもらう。

 

4P目:核心部のはずが全く記憶がない。

先をいくリーダーの賑やかな声に笑って緊張がほぐれたのと、後続で核心部を登ってくるI村さんを見てリーダーが「さすがだねー」と言ったことは記憶している。

 

5P目:終了点下が緩やかだが、ホールドのないスラブ。「普通に歩けるよ」とリーダー。本当だ!でも腰が引ける。
アンカーの間隔が広くあいていたのでリードは怖いだろう。

 

6P目:最後が乗越しか左巻が選べる。リーダーは乗越し。私は左巻に逃げる。

 

7P目:短い凹角を登った目の前に山頂の景色が広がる。

山頂にひょっこり顔をだすってこれか~

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360度の展望をみながら満足感に浸る。

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事後写真は期待通りの最高の笑顔。

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帰りの車は次回講習会の話題。T田リーダーにクラックの練習がしたいとお願いすると三つ峠でできますよ。上級クラスはナチュラルプロテクションのみでやるのもいいんじゃない等、続々でてくるメニューに盛り上がる。

二子中央稜、獅子岩とフォローで経験させていただき徐々に高度感にも慣れてきました。次はリードかな。

カテゴリー: 山行レポート | タグ: , , | 2016/05/14 子持山獅子岩(第2回外岩講習会) はコメントを受け付けていません

2016/4/29 二子山中央稜

メンバー:U海さん、I村さん、Y松(記録)

この日は二子山開山祭があり、参加後に二子山中央稜と一般ルートでの山行が計画されていた。一般ルートは2回登ったことがあるので中央稜へ参加を希望した。実はこれがミニとはいえアルパインクライミングの初となる。未知の世界へ期待と不安が入り混じる。

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開山祭は厳かな空気の中、粛々と執り行われた。山の安全を祈るこの神事にこの日はいつも以上に神妙な気持ちになる。

さて、開山祭も無事終わり、中央稜へGO!

U海さんのリードでY松、I村さんの順で登る。とても心強い。6ピッチで山頂だが、風が強いのと登り始めの時間が遅いということで3ピッチで終了し懸垂下降とする。

1ピッチ目

スルスル登っていくU海さんを見上げながら不安はよぎるものの、とりあえず無心になりクリア。

2ピッチ目

出だし左上へトラバースするところからもたつく。フェイスの途中で大きく右へいく。ルート取りも難しい。

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3ピッチ目

核心のクラック。前を登るU海さんを見ながら「あそこが核心です。右足のかかるところがないんですよね・・・」とI村さん。「・・・・・。」

核心部に到着「右足・・・・・ない。えっ、このちっちゃな浅い窪み?ここしかないの?!」 とにかく登るしかないと左の手足を突っ張りながら左足をズリズリ、右足もズリズリと上げる。すると右手でガバがとれた。「神~」

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核心部もなんなくクリアーのI村さん。振り返るとなかなかの高度感。幸か不幸か夢中で登っていたため恐怖を覚える暇なし。

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3ピッチ目を登りきり大テラスでホッ。なんともいえない満足感。

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しばし周りの景色をみながら余韻に浸る。

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下りは懸垂で。気を抜かずにね。

 

ところどころ固まった時には上からの強い引きと下からのお助けボイスによって助けられ、無事登攀できました。ありがとうございました。練習課題にクラック追加です。

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2016/5/4-5/5 大同心稜(春合宿)

メンバー:M崎リーダー、Y川さん、I村さん、K沢さん、Y松(記録)

春合宿は当初5/3~5の2泊で剱岳を予定していたが天候不良のため、1泊で八ヶ岳の大同心稜へ転戦。

K沢さんとY松はバリエーションルートへ初挑戦。

1 IMG_20160504_095053 出発 - コピー

朝方の雨も美濃戸につく頃にはすっかりあがり、

まぶしい日差しの中、北沢コースを赤岳鉱泉へ。

2 2016春合宿 15 川 - コピー

川は水量が多くきれいな流れです。

3IMG_20160505_100504 分岐

大同心沢へ。

4 2016春合宿 19 大同心見える

大同心が見えました!

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独特なフォルム。カッコイー!

5 2016春合宿 26 アイスキャンディー

赤岳鉱泉に着きました。

ドロドロのアイスキャンディの中からクライミングの壁が。

シューズ持ってくればよかった。

6 IMG_20160504_132514テント

ガラガラのテン場。

明日硫黄岳へ向かうI会長、S木さんも到着し仲良く4張り。

この後、まだ頭上で日がサンサンとしてるなか、

合宿の第二の目的である懇親会がスタート。

お楽しみの晩ご飯はI村さん特製親子丼。美味しすぎる!

M崎リーダーは超手際よく海草サラダ。美味しい~!

明日の活力チャージ完了。ご馳走様でした。

8 IMG_20160505_071057 2阿弥陀

おはようございます。

曇り空と風の音に期待と不安が入り混じりながら

大同心稜へ出発。阿弥陀岳たちもどんより。

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硫黄岳へ向かう登山道を進み、途中左へ折れて尾根にのり、

急登をひたすら登る。

1 基部 IMG_20160505_071137

樹林帯を抜けて、大同心基部。

11 IMG_3263-1 2 大同心稜2 - コピー

右手をトラバース。右下が切れ落ちています。

時折、突風が吹きつけ、安全のために簡易ハーネスを装着。

12 IMG_3265-1 2 大同心稜3 - コピー

3~4級の岩場登りを繰り返し、最後はチムニー。

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所々凍っているので注意しながら登る。

 

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登りきり大同心ピーク。

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横岳から硫黄岳の一般道に合流。

稜線をちょ~突風にあおられながら硫黄岳へ向かう。

16 IMG_20160505_090938 2硫黄岳山頂を過ぎ

硫黄岳ピークを過ぎ、ようやく風が落ち着いた場所でパシャ。

あとは赤岳鉱泉へ下り、昼食をとって名残惜しく帰路へついた。

 

反省点はルートをM崎リーダーについていけば大丈夫と全く考えてなく、記録も残しておかなかったこと。今回は岩稜帯はあったものの雪もなく、ついていくだけなら一般道と同じ感覚でいけた。そのことに帰ってから気づいた。他にもまだ気づけていない反省点がモリモリありそうですが、徐々に気づけるよう、また経験させていただけたらありがたいです。

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